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Interview:ニート・ひきこもり対策

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ニート・ひきこもり対策

1、貴方の中ではニートやひきこもりといった人達をどのように定義づけていますか?
2、身近にニートひきこもりをしている方はおられますか?
3、総理大臣にでもなったつもりで、貴方なりの『ニートひきこもり対策』を教えてください。
殺す、ほっとく、といった類いではなく、出来るだけ現実的かつ真面目な回答をお願いします。
〔2012-12〕
私の周りには多数のニート、ひきこもりがいます。
実際、私はひきこもり経験者たちの中で生活しています。
以前に『引きこもりと暮らす』という本も出しました。
青年期以上の年齢でこのようなニート、ひきこもりになっているのは理由があります。
そうなっている人の多数は、根が正直であり、ごまかしが苦手です。
そういう性格や気質が影響しています。
人間関係が苦手になり、学校時代にいじめを受けたり、社会に入って傷ついた経験をしている人が多くいます。
ニート、ひきこもりが多いのは日本社会が歴史的な大きな変化を迎えていることも深く関係しています。
競争関係が激しくなり、弱者を排除する風潮が強まったことです。
その結果は競争に勝っているはずの人も含めて動揺して経済的にもおかしくなった日本に暮らすことになりました。
弱者や普通の人に対して勝ちすぎてはいけないです。
なぜならその人たちが日常の生産や消費を支えているからです。
その人たちが生産や消費から遠ざけられると生活全般が地盤沈下するのです。
いまの日本はそのようになっています。
ニート、ひきこもりの対策は特に青年の雇用・就労を支援します。
収入が全体として向上するようにします。
これによりニート、ひきこもりへの新規参入者は減少します。
現にニート、ひきこもりの人には、対人関係づくりの場を多数つくり、彼ら彼女らの得意なことを仕事起こしとして応援します。

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