読書『オブローモフ主義とは何か』
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読書『オブローモフ主義とは何か』
〔2010年11月26日〕
ドブロリューボフ著・金子幸彦訳『オブローモフ主義とは何か?』岩波文庫(1973年)。
今年もそれなりに多数の本をよんだはずですが、久しぶりにいい本に出会いました。
著者の1859年『オブローモフ主義とは何か?』と1860年『その日はいつ来るか?』の2論文を収めたものです。
著者は帝政ロシア時代の人で20代の著作。
内容は知らず知らずのうちに自分の弱点を摘出してくれているようで、しかも勇気づけられた気がします。
何人かに勧めてみたいと思いました。
訳者の解説を入れて200ページほどのものです。