京大iPS細胞研究所
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京大iPS細胞研究所
所在地 | 京都府京都市左京区 |
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京大iPS研究所に新棟 細胞製造機能アップ
人工多能性幹細胞(iPS細胞)の実用化を目指す京都大の研究拠点「京大iPS細胞研究所」(CiRA(サイラ)、京都市左京区)の第3研究棟が新たに完成し、22日、報道陣に公開された。
第3研究棟は地上5階・地下2階建て。総工費は約35億円で国の予算などで整備した。
再生医療用のiPS細胞をつくるための細胞調製施設(FiT(フィット))の機能を持ち、より多くのiPS細胞を製造できるようになった。
京大が主導する再生医療用iPS細胞のストック(備蓄)事業の強化にもつながる。
このほか細胞の培養室や動物実験施設、壁で仕切りがない実験スペース「オープンラボ」も併設した。
CiRAでは平成22年に本館、27年に第2研究棟がそれぞれ完成。
今回の第3研究棟が完成したことで、研究施設の整備計画が完了したことになる。計3棟の総工費は計約102億円にのぼるという。
〔産経デジタルiza 2017.5.22〕