なから伊那暮らし
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
なから伊那暮らし
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 長野県伊那市 |
運営者・代表 | |
TEL・FAX |
ふくしいな-地域共生社会“なから伊那暮らし”をめざして
これまでの福祉制度は、子ども・障害者・高齢者といった属性ごとの制度を中心に充実してきました。
しかしながら、地域住民の皆さんが生活を送る中で直面する困難さや生きづらさが“多様化・複雑化”してきています。
また、世帯や地域の中も“ひきこもり”や“多文化共生”、“社会的孤立”など、今までの福祉制度だけでは住民の支援ニーズに応えられない状況になってきています。
かつては血縁・地縁・社縁などの共同体で支えられてきましたが、社会のあり方が変わり、生活が変化する中、新たな支援ニーズが生じてきています。
「なから伊那暮らし」は、伊那市で暮らす、すべての方々が安心して暮らすことができる姿(地域共生社会)を表すキャッチコピーとして、伊那市・伊那市社協・住民の官民共同の研究チームが発表しました。
「なから」は、長野県では「だいたい」あるいは「おおよそ」という意味で使います。
伊那市に暮らす一人ひとりの多様性や関係性、居場所を尊重し、「こうあるべき」といった価値を押し付けない、「なから感」を大切にしたいという思いが込められています。
これから「なから伊那暮らし」をきっかけに住民の皆さんとの対話の機会をつくってまいります。
このようなことから、福祉施策・地域づくり・まちづくりが一体となった重層的な支援を実施していくことが求められており、伊那市では『重層的支援体制整備事業』を令和4年度より実施していきます。
〔市報いな 令和4年4月号〕