子ども医療費無料化を求める北海道ネットワーク
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子ども医療費無料化を求める北海道ネットワーク
所在地 | 北海道 |
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子どもの医療費無料化求める 北海道ネットを結成
子どもの医療費を、北海道内で最低でも中学校卒業まで無料化にしようと、「子ども医療費無料化を求める北海道ネットワーク」が22日、札幌市で結成されました。
子どもの病気は、子育ての大きな不安の一つ。子どもの貧困率調査で、北海道は全国平均を上回る5人に1人が貧困状態にあり、医療費の心配をなくすことは緊急の課題です。
小6と小4の子どもがいる自営業の女性(42)は「小学生から医療費3割負担は大きいです。
水ぼうそうの予防注射は7千円でなんとかしましたが、おたふくかぜの予防はできていません。
子どもの医療費の無料化はぜひ実現してもらいたい」と話します。
学校現場の実態を報告した養護教諭は、学校でけがをした子どもを病院に連れて行ったところ、保護者は「6月に手当が出るまでお金を待ってほしい」と言われたといいます。
「もし学校で病院に連れて行かなければ、家庭では、医者にかからなかったかもしれない。医療費が窓口で無料になれば安心です」と訴えました。
札幌学院大学の大澤真平准教授が講演。会は、「北海道の子ども医療費無料化拡充を求める」署名を集め、高橋はるみ知事に要請することにしています。
〔◆平成29(2017)年7月23日 しんぶん赤旗 日刊〕