全日型通信制高校をかみ砕いて説明する必要に気づく
全日型通信制高校をかみ砕いて説明する必要に気づく
―未来マップの進路相談会に500名が参加―
昨日は足立区の進路相談会「中高受験相談会―未来マップ」に参加しました。
協賛団体として多数の学校案内書を展示・配布し、ミニ冊子『不登校・中退生の高校』を配布しながら相談を受ける役割の参加でした。
相談にはトカネットの藤原宏美さんも一緒です。
一般参加者が500名に達する規模になったことは主催した小井出ゆう子さんの企画・行動力によるところが大きいです。
都立高校10校ブースを設けたことが企画面の成功理由かもしれません。
通信制高校は1校(北豊島高校)、寮のある地方の高校も1校(県立島根中央高校)あり、そのブースがちょうど目の前に並びました。
見るたびにブース前には誰かが座っています。
会場の配置(レイアウト)において、不登校情報センターのコーナーは入り口のすぐ正面に当たる場所にあり、会場案内も少し兼ねながらこの場所を有効に使えました。
学校案内書の展示・配布は40校分です。
閲覧している人に「これは不登校・中退者を受け入れている学校ですが、そうでなくても入学できます」とときおり説明しました。
その中で気づいたのは「通学型通信制高校・全日型通信制高校」をかみ砕いて紹介することが大事なことです。
この説明をすると何かを納得する人がいたと思います。
「通信制高校と連携校の用語説明」(ミニ冊子では「高校教育の用語説明」が2ページ分)ありますが、この説明をここで詳しくしたほうがよさそうです。
学校案内書は全部で段ボール2箱半(1箱は小さいので半箱で計算)持って行ったのですが、残ったのは1箱ですからざっと6割は配布したことになります。
気づいたのは音楽学校(いずれもサポート校になる)が注目を受けていたことです。
普通科が並ぶ中で“特色がある”ものになっているのでしょう。
ミニ冊子『不登校・中退生の高校』の配布は、多数の参加者には該当しません。
しかし「クラスの友達に学校休んでいる人がいたら渡してください」と言いながら差し出すと、3人に2人以上の生徒が思い当たる同級生がいる表情で受け取りました。
相談した人は藤原さん担当分を含めて10名ぐらいです。
発達障害生の対応校を求める人が連続したのが印象的です。
しばらく前に情報集めの企画テーマに「発達障害生の教室・施設」を新しく作りました。
これを生かして情報集めをします。
ただ情報集めの前に、そのような教室・施設がまだそれほど多くはできていない現実を承知した上での取り組みになります。
21日にはJR亀戸駅近くのカメリアホールで不登校情報センターとして小規模の進路相談会を開きます。参考になることがいろいろありました。
今朝起きたら、ひさしぶりに体を使って会場設営と後片付けをしたので、腕が痛い感じがします。