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Center:22歳のアニメ熱中の息子

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2013年2月18日 (月) 10:25時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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22歳のアニメ熱中の息子

〔質問〕
22歳の息子。高校を出ましたが進学、就職をせずに家で趣味のアニメを集め、よく見ています。
何かきっかけがないと働かないままで過ぎていきそうです。何とかならないものでしょうか。

〔お答え〕=「回答者=NPO法人不登校情報センター・松田武己」
アニメという好きなことがあり、22歳は親が思う以上にエネルギーがあるのでそこを生かすことです。
難点は本人に危機感が薄く「いざとなれば動けるしどうにかなる」と思っている人が多いようです。
アニメをみながら他方では自分なりの出口を探っているものです。
アニメへの熱中を否定せず、逆に外出や人と関わる糸口にすることです。
親の方向性ではなく子どもの向かう方向を後押しする姿勢がいいです。
子どもが同世代の人と親しくなる、親が交友関係を広げるのに役立つように時には自宅にお客さんを招く、地域の祭りなどに参加していくようにしてください。
親自身の生き方、生活を楽しむようにするのもいいでしょう。
子どもの状態に関心を集中する生活から親の関心を広げていく感じです。
子どもは親の視線が軽くなると動きやすくなります。
22歳はまだ大丈夫と油断している時期ですが、それを超えたときになってもいまの生活スタイルは変わっていないかもしれません。
そのとき親もより多くの人とのつながりで、子どもの問題に対処できるようになります。
25歳を超えると危機感も強くなり、周囲の環境が動く手がかりになるでしょう。
〔2010年4月〕

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