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フリースクール・IHセンター/Q&A

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IHセンター〔質問に対する答え〕

〔2012年10月1日までのアクセス数296件〕
Q1.フリースクールとは何ですか?
A1.既存の義務制の小中学校に対し、オルタナティヴスクール(選べる学校)で、現況では、不登校生を対象にしている。公の既定にとらわれない自由な内容で、子ども主体であることが特徴。年齢も関係がない。

Q2.子どもの在籍する小学校・中学校・高校での出席を認められますか?
A2.小中学校の出席とみなされる。

Q3.子どもの在籍する小学校・中学校・高校での成績評価になりますか?
A3.学校座量に任されている。

Q4.教科的学習をしていますか?
A4.子ども要求に応じる。

Q5.高校認定資格試験に取り組んでいますか?
A5.特にやっていない。

Q6.父母・家族とはどういう協力をしていますか?
A6.親の会・子ども活動の歯車の相関をだいじにし、野外活動、発表会、通信出版等の共同参画をすすめる。

Q7.オルタナティヴスクールとフリースクールの関係を教えてください。
A7.フリースクールはオルタナティヴの中の一つのあり方で、今後、不登校生に限らず、教育システムの社会的・国家的道筋(方向性)を示唆するもの。


Q8.どんな生徒がいますか?
A8.(現在)14~21歳、中学生2、高校生1、青年2。

Q9.あなたのスクール・塾の特色を3つ挙げてみてください。
A9.① 好きなことができる ② 人間関係の重視 ③ 根っこの会(親の学びの会)。

Q10.子ども、生徒の自主性を伸ばすために、どんなことをしていますか?
A10.① 既成のきまりを持たない、 ② 毎週のミーティングで規則・行事を作る、② 困っていること、納得できないことは黙っていない、④ 野外活動重視(キャンプ、陶芸、芋つくりなど)。

Q11.体験学習にはどんなことをしていますか?
A11.キャンプ、遠足登山、OBとの交流会、室内ゲーム、陶芸、いもつくり、合宿、運動(室内、野外)。

Q12.自然・実物にふれる機会の例をあげてください。
A12.上記以外に、毎年1回「命の祭り」鹿児島2006年の行事参加(フリーマーケットと野外舞台出演)、年2回の遠足、障害者施設の訪問など。


Q13.考える力をつけるための実例をあげてみてください。
A13.全て考えることにつながるが、限られたスペースの中で仲間とどう過ごすか(関わるか)。フリーマーケットの客との競り合い、年5回の「通信」の手記等は思考を表現する格別なものか。

Q14.子どもの対人関係づくりではどんなことを重視していますか?
A14.ボランティア(大学生)が遊び、情報交換、相談、手習い(接客・パソコン)をサポートする。スタッフとの信頼関係を深めるおしゃべり・合宿・親の会で深化を図る。

Q15.子ども自身からの相談はどのように受け付けていますか?
A15.場面相談を原則にしている。親の会で間接的に。

Q16.進路選び、進路相談は何を重視していますか?
A16.OBとの接触、自分の好きなことを見つける。多種な社会人との接触を図る(催し物や多様な講演会等の参加も含めて)など。

Q17.学習の遅れた子どもにはどんな対応をしていますか?
A17.特にやっていないが、一人一人に個別マンツーマンで対応。

Q18.休みがちな生徒にはどんな対応をしていますか?
A18.休んでもいいようにしている(毎日通所を原則としていない)。

Q19.入学前に授業風景などを見学できますか?
A19.できます。

Q20.入学料、授業料、指導料、教材料など必要経費はどれくらいかかりますか?
A20.① 入学費1万円、 ② 月3万円、 ③ 日ごと一日1,500円。


Q21.学校制度からはずれて、子ども主体で大丈夫だろうか?
A21.学校は国の政策、規制。予算など、制度上のたてまえ、平均値が優先されがち。フリースクールは学校・学年的数値目標ではなく、個人の成長・要求に合わせるから、学年・先輩後輩不必要。違う個人の目標を大切にするから、自立性が強まる。

Q22.学校はより多数の社会であり、子どもの出会いも多様だが、少人数の中で社会性 は育つのだろうか?
A22. 不特定多数の学校社会では、グループができ排除、被排除関係ができたり、いじめも起こりがちです。仲間関係が困難な中で不登校のきっかけが生じます。小人数だから、人間関係づくりの体験が重ねられます。友人関係づくり・人との結びつきは人数に反比例します。仲間の深化は可能性や自信が子どもの中に持てるときに進むと思いますが。

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