Job:エネルギー管理士
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エネルギー管理士
〔2003年原本〕
エネルギーの効率的利用と省エネルギーを図る人です。
製造業、鉱業、電気、ガス、熱供給源において、特に消費エネルギーの大きな工場はエネルギー管理指定工場とされ、
エネルギー管理士をおくことが義務づけられています。
石油を利用し、大量の熱を発生・利用する熱管理指定工場においては熱管理士が、
大量の電気を発生・利用する電気管理指定工場では電気管理士がその職務に就き、
この2つがエネルギー管理士です。
熱管理士は、燃料の使用の合理化に関し、燃料を消費する設備の維持、電気の使用方法の改善と監視などを担当します。
電気管理士は、電気使用の合理化に関し、電気を消費する設備の維持、電気の使用方法の改善と監視などを担当します。
多量のエネルギーを使用する事業所では、
工場ごとに、エネルギー管理士免状を持っている者のなかからエネルギー管理士を選任しなくてはなりません。
免状は、国家試験に合格するほか、認定によっても交付されます。
国家試験は(財)省エネルギーセンターが実施。
受験資格は、学歴を問わず1年以上の実務経験者。
工業系大学卒業者では3年以上の実務経験があれば、経済産業省実施のエネルギー管理研修を修了すれば認定されます。
〔参考〕(財)省エネルギーセンター試験部
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