少子高齢化
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ページ名 少子高齢化 熊本県相良村(地域活性化・熊本県)
緒方俊一郎(前)教育長から退任のご挨拶
令和2年5月12日より相良村教育長の席につかせていただき4年経過しました。
この年は年頭より新型コロナ感染症が猛威を振るっており、本村でも感染対策に大変でした。
7月に入ってすぐ、線状降水帯による歴史的な豪雨災害に見舞われたことは皆様ご承知のとおりです。
小中学校の児童生徒たちの安否を心配しながら7月4日午前0時過ぎに総合体育館へ駆けつけ、避難者の健康管理に従事したことは貴重な経験でした。
役場職員、消防団員を筆頭に災害対応がなされ、国、県の支援、村内外のボランティアの活動等も含めて速やかな対応がなされ、相良村は人的被害もなく近隣の市町村に先駆けて復興が進められたことは、相良村民の底力を感じた出来事でした。
さて、教育委員会としての課題は少子高齢化が加速しつつある中で、しっかりと義務教育の環境を整えることだと考えます。
本村の令和6年4月1日現在、生徒数は小学校177人、中学校107人、合計284人ですが10年後には200人を下回る予想です。
近年、不登校や家庭内暴力による子供の虐待等の問題が増えていることが心配です。
相良村の未来を担う子どもたちの育成は、我々大人の責務です。
相良村の村民の皆様には大変お世話になり、実に不十分ながら教育長の務めを果たすことができました。
心から感謝とお礼を申し上げ、相良村の更なるご発展をお祈りし、教育長退任のご挨拶といたします。
〔広報さがら 2024年6月号〕