浦幌町社会福祉協議会
浦幌町社会福祉協議会
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「地域共生社会」の推進を目指して
■浦幌町社会福祉協議会会長 村瀬政昭
新年明けましておめでとうございます。
町民(会員)皆様におかれましては、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと謹んでお慶び申し上げます。
昨年中は、当協議会事業の推進並びに「赤い羽根共同募金運動」に対して深いご理解と多大なるご支援を賜り衷心より厚くお礼申し上げます。
さて、昨年は浦幌町の基幹産業であります第一次産業におきましては、漁業では秋サケ漁は前年を上回るものの依然として低水準が続いております。
また、農業関係ではおおむね平年作を維持できた年となりました。
新型コロナウイルス感染症も三年が経ちますが、今だ終息が見えず私たちの生活に大きな影響を与えており、行動制限等の解除などで回復基調が見え始めたところであります。
当協議会においても皆様の健康と安全が何よりも大事であり、イベントの再開や縮小をしながら実施させていただきました。
皆様方におかれましては感染拡大防止に向けて、基本的な感染防止行動の実践等をしていただきたいと存じます。
さて、本年十一月に隔年で開催しています第二十三回浦幌町社会福祉大会・ふれあい広場を保健福祉センターで予定しております。
コロナ感染対策等を取りながら実施したいと考えております。
地域の少子高齢化による生活課題の複雑化と共に、福祉サービスへの需要は高まり、福祉の担い手への負担は増え続け、担い手の確保もままならない状況が続いております。
このような厳しい時代において、地域社会で安心・安全に暮らせるために、住民等が参画して地域を共に創っていく「地域共生社会」を推進し、新しい支え合いの仕組みを一丸となって創造していくことが必要とされています。
これらの現状を踏まえて、社協の「協議体」としての特性を発揮し、行政をはじめ地域の福祉団体等との協働による公益的な取り組みを推進し、地域住民の生活課題解決に向けた体制づくりと多様な福祉ニーズに対応する事業の展開を図って参りたいと思います。
本年も、町民(会員)皆様のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
〔広報URAHORO 令和5年2月号〕