沖縄市福祉
令和5年度 施政方針(4)
次に「ともに生きる心が広がり いきいきと暮らせるまち」です。
地域福祉の推進につきましては、ボランティア活動や福祉ネットワーク活動等を支援するとともに、関係機関との連携のもと、複雑・複合化した支援ニーズに対応する重層的支援体制の整備に取り組んでまいります。
高齢者の福祉につきましては、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、高齢者を地域で支える体制づくりに取り組むとともに、社会参加を通じた高齢者の生きがいづくりおよび住民主体の介護予防活動を促進します。
また、介護人材の確保に向け、就職説明会の開催および介護職員初任者研修等にかかる受講費用の助成をおこないます。
障がい者の福祉につきましては、障がい者が地域で安心して暮らし、必要なときに適切な支援が受けられるよう、相談支援の連携や福祉サービス等の充実を図るとともに、新たに医療的ケア児等コーディネーターによる支援をおこないます。
生活困窮者の自立促進につきましては、自立相談、就労準備支援や高校進学に向けた学習支援等を実施するとともに、新たに家計改善に向けた支援に取り組みます。
生活保護につきましては、要保護者の状況に応じた適正な保護の実施および自立支援に取り組みます。
市民の健康づくりにつきましては、健康に対する意識向上等を図るため、スマートフォンアプリ「おきはくんウォーク」による健康ポイント事業を実施するとともに、新たに市の農水産物を活用したレシピコンテストをおこないます。
また、市民の健康増進に向けた施策を総合的に推進するため、「(仮称)健康食育推進計画」の策定に向けて取り組んでまいります。
生活習慣病対策につきましては、特定健診の受診勧奨や特定保健指導の実施など、生活習慣病の発症・重症化予防に取り組むとともに、高齢者のフレイル予防等に向け、地域包括支援センターと連携して高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に取り組みます。
予防接種につきましては、高齢者の肺炎球菌ワクチンおよびインフルエンザワクチンの接種を全額公費で負担するとともに、小児予防接種におけるデジタル予診票の活用を促進します。
また、引き続き、予防接種法にもとづいて各種ワクチンの接種勧奨や周知等に取り組みます。
〔広報おきなわ 2023年5月号〕
