Interview:サイコロ野球
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サイコロ野球
〔2012年2月20日〕
従兄弟で3年年長のMさんというのがいました。
その人が中学生のころ自作の野球ゲームを作っているのを見て考えたものです。
大分県の津久見高校が甲子園に出場したのを聞いていた記憶があります。
年代はそれで判断できるでしょう。
サイコロは六角形の鉛筆を使います。
そこに1センチほどの細い棒を刻み、1は棒一本…6は棒六本です。これがサイコロになります。
野球は表をつくります。
1の段から6の段では、種類は6種類しかありません。
その下にもう一段1から6までを作ります。そうすると36種類の区別ができます。
さらにその下にもう一段作ると216種類の区別になります。
この216種類に野球で発生することを当てはめます。
三振、四球、一塁ゴロ、レフトフライ、センター前ヒット……と書きこんでいきます。
しかし問題もあります。レアケースがありません。
ボーク、エラー、ランナーがいるときのゲッツーやフォースアウトなどに困ります。
同じ数が3回並んだら4段目の表をつくりレアケースを並べました。
さらに問題があります。
打者により投手により確率を変えたいのです。
こうして表は複雑化するとともに複数枚用意することになりました。
同時にサイコロも打者により変えたように思います。
そしてチームをつくり、選手ごとの記録をとります。
選手ごとの記録をとったのが表を複数枚つくる必要性を生み出したはずです。
このサイコロ野球に熱中したのは2、3年であったのかもしれません。
中学生になったころもまだやっていた記憶がありますが、時間は少なくなっていったようです。
格好の一人遊びゲームです。