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Job:言語聴覚士

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言語聴覚士

〔2003年原本〕
ことばの障害を、予防、診断、治療、矯正する専門家です。
1998年に言語聴覚士法によりつくられた国家資格です。
これまでは聴能言語士、言語治療士、スピーチセラピスト(ST)、聴能言語専門職員、言語療法士、医療現場の人は医療言語聴覚士といわれてきました。
ことばの障害者はあらゆる年齢層にいます。
その原因はさまざまで、組み合わさっています。
たとえば、ことばの発達の遅れ、脳疾患を原因とする失語症、口蓋裂などによる発音困難、難聴や脳性マヒによることばの障害、どもりなど。
はじめに、ことばの状態を問診などで調べます。
障害の原因はからだの機能障害によるだけでなく、生育歴や心理的な要素によることもあるので、それを調べることもあります。
これには、医師などの専門家の協力も必要です。
この検査をもとに、言語障害の状態、程度、原因、さらに経過を予測します。
そして治療方針や訓練方法を決め、実施します。
しかしその方針は、患者の状態などから不断に見直し、修正をつづけます。
その仕事は教育的、福祉的な活動になります。
固定的な方法はなく、状態をみながら、根気よく繰り返し修正します。
何よりも臨床重視の仕事です。
高校卒業後3年、または大学卒業後2年、言語聴覚士養成所などで知識・技術を修得した人が資格試験を受けられます。
〔参考〕(財)医療研修推進財団
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-22-14
ミツヤ虎ノ門ビル4F 
TEL03-3501-6592
http://www.pmet.or.jp/
  

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