Job:合板工
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合板工
〔2003年原本〕
合板工は、ベニヤ板などの合板を作る仕事です。
工程は大きく4つに分かれます。
原木係は、原木を見て、性質や産地から、合板の適材・不敵材を仕分けし、適材は表板、裏板、心板に区分けします。
単板製作係は、樹種に応じて切削条件をきめ、ロータリーレースに原木を取りつけ、木をむくように回転させながら単板をつくります。
「ベニヤレースによる単板の切削に必要な技能」について合板製造の技能資格(合板技能士)が設けられています。
接着剤調整係は、単板を重ね、接着剤の調整・湿布をし、熱圧で合板をつくります。
仕上係は、合板の角度を正しく切断し、表面の仕上げを行ないます。
この後、表面の塗装など合板を2次加工して特殊合板をつくります。
合板の原料は輸入材料が多く、合板工場の多くは東京、名古屋、大阪近辺にあります。
軽作業の部分もあり、女子の就業や季節工の就労も多くなっています。
〔給〕は〔低〕。
大断面集成材管理士
〔2003年原本〕
構造用大断面集成材を製造するときの技術者です。
建築用に大断面集成材が使われるようになり、建築基準法でその扱いが定められました。
技術者に必要なことは、木材と接着に関する知識、建築設計、集成材の設計と製造の技術と知識であり、(社)日本木材加工技術協会が資格検定を行います。
受験資格は、学歴と実務経験年数によりきめられています。
①高卒者は5年以上の経験者、
②木材接着士。木材乾燥士、木材切削士のうち1つ以上の資格をもつ人は3年以上の経験者、など。
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