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校内フリースクール

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2023年8月12日 (土) 20:35時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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校内フリースクール

愛知県大府市
誰一人取り残さない 不登校支援(1)
「不登校」と聞くと皆さんはどんなイメージを持ちますか。
長期間学校に行けなくなる背景には、学校での友人関係を巡る問題だけでなく、家庭での親子の関わり方や、本人の無気力や不安など、原因は多様化・複雑化しています。
学校に行けなくなることは、ある日突然、ささいなことをきっかけに誰にでも起こり得ます。
学校に行けない子どもたちが悪いということでは、決してありません。
学校・家庭・地域などの周りの人が寄り添っていくことが大切です。
今号の特集では、長期欠席の子どもの現状や不登校支援に携わる方、またその取り組みについて紹介します。
※市では「不登校」を「長期欠席」と言い換えていますが、一般用語として「不登校支援」を使用しています。
■CURRENT SITUATIONー長期欠席している子どもの現状ー
長期欠席の子どもの割合は、全国的に増加傾向にあり、依然として高水準で推移しています。
令和3年度には、全国の小・中学校で過去最高の24万人を超え、生徒指導上の緊急に対応すべき課題となっています。
市においても、小学校では年々増加傾向にあり、中学校では令和2年度にいったん減少したものの、令和3年度には再び増加している状況にあり、長期欠席の子どもへの支援が求められています。
調査の結果、市の子どもたちが学校に行けなくなる背景やきっかけは、小学校では「無気力・不安」、中学校では「いじめを除く友人関係を巡る問題」を理由とする件数が多くなっています。
他にも、親子の関わり方などの家庭環境によるものや、生活リズムの乱れなどがあります。
◇長期欠席の子どもの割合の推移
令和4年度の市内の長期欠席の子どもに関する数値
小学生:75人に1人(1.3%)
中学生:17人に1人(5.9%)
■ORIGINAL ACTIVITIESー市独自の取り組みー
一人一人が抱える多様で複雑な背景を適切に把握し、状況に応じた学校内外での環境づくりや各種相談体制の充実を図りながら、子どもたちの自立と社会参加に向けた、きめ細かい個別支援が必要です。
◇UNTIL NOW これまでの支援
・長期欠席の未然防止・早期発見・早期対応を推進するため、小学校の保健室が2人体制になるよう養護教諭補助員を配置
・教育支援センター「レインボーハウス」で、毎日スクールカウンセラーによる相談支援を実施
・スクールソーシャルワーカーによる子ども・保護者との面談や関係機関との調整
・中学校に配置した心の教室相談員による長期欠席生徒などとの相談の実施
・中学校に設置した校内教育支援室における自習の支援
・長期欠席者教育支援会議での専門家との情報交換
◇FROM NOW 今年度の支援
・スクールソーシャルワーカーを2人体制に増員
・中学校に設置している校内教育支援室に校内教育支援室支援員を新たに配置
・メタバース(3次元仮想空間)を利用したオンラインでの支援
・校内フリースクールなど新たな居場所づくりの検討
■CORRELATION DIAGRAMー市内の不登校支援の体系図ー
教育委員会
レインボーハウス
・長期欠席者教育支援推進員
・スクールソーシャルワーカー〔New〕
・スクールカウンセラー
小学校
・先生
・養護教諭・養護教諭補助員
・スクールカウンセラー
中学校
・先生
太字・養護教諭
・スクールカウンセラー
・心の教室相談員
・校内教育支援室支援員〔New〕
子どもと保護者
◇GLOSSARY
・スクールカウンセラー…心理の専門的知識と技術を持つ専門家
・スクールソーシャルワーカー…子どもが抱えているさまざまな問題の解決を図る専門家
・養護教諭…健康管理や保健の指導をする保健室の先生
・心の教室相談員…子どもが抱える悩みや困り事の相談に応じる人
・校内教育支援室支援員…校内教育支援室で子どもたちを見守る人
〔広報おおぶ 2023年7月1日号〕

佐賀県多久市
「F組」
いろいろな悩みやつらさを抱えながら頑張って登校してきても、集団生活が苦手、授業についていけずつらい、長期の欠席を経験したなどの理由で教室に入れない生徒がいます。
昨年、ある県の中学校では、さまざまな事情を持つ生徒のために校内フリースクール、いわゆる「F組」が設置され、今年度中に中学校30校で運用が開始されるとの新聞記事がありました。
「F」にはフリーのほかにファン、フイット、フューチャーの意味が込められており、学年を問わず、時間割や登下校の時間は自由で自分のペースで学ぶことができるそうです。
多様な学び方の一つの形という考えに基づき、生徒の集まりやすい、校舎の中心部分に教室を設置しています。
長期欠席の生徒数の増加が抑えられる傾向も出始めているといいます。
生徒たちが作った「F組テーマソング」に「価値があるのはてっぺんだけじゃないむしろ道の途中登る山はみんな違っていいいちばんの宝物ありのままのぼくわたし」の一節があります。
大人が、価値観や目標を押し付けると子どもたちは窮屈になり、つらくなります。
多様性を認め、一人ひとりの個性や人権を保障することは、私たち大人の務めではないでしょうか。
未来を支えるすべての子に笑顔があふれる世の中にしたいものです。
社会教育指導員 坂田隆光(さかだたかみつ)
〔市報たく 令和4年7月号〕

兵庫県加西市
特集 令和5年度予算(2)
教育の充実 自ら考え誰ひとり取り残すことのない学び
▽(新)加西STEAM教育推進事業…1,359万円
公民館、オークタウンに設置したSTEAMラボを活用。地域、学校、企業と連携して生涯学習や社会教育を推進する
▽(新)北播磨初!校内フリースクール設置事業…1,400万円
不登校生徒に新たな居場所づくりや学習支援のため、中学校内にフリースクールを設置する
▽(拡)スクールサポーター事業…6,320万円
スクールアシスタントや地域部活動コーディネーター等を配置し、児童生徒の学習指導や学校業務を支援
▽(継)外国人児童・生徒の支援…250万円
増加する外国人児童・生徒のため、授業・面談の通訳や翻訳を充実
〔広報かさい 2023年4月号〕

兵庫県川西市
子どもたちの勇気を後押ししたい―明峰中学校 校内フリースクール「プレップルーム」支援員 森岡未帆さん
◇学習をサポート。校内フリースクール
「フリースクールが勉強だけではなく、自分の居場所と感じてもらえたらうれしいです」
そう話すのは、明峰中学校の校内フリースクール「プレップルーム」の森岡未帆さん。
4月の同フリースクールの創設を機に、支援員として生徒たちを支えています。
◇勇気の一歩を達成感につなげる
フリースクールを利用する生徒の中には、学校に毎日通えない生徒もいます。
だからこそ、子どもたちと丁寧にコミュニケーションを取ることが大切だと森岡さんは話します。
「生徒は、さまざまな事情を抱えながらも勇気を出して学校に来ています。
よく観察して、一人一人に合った距離感で少しずつ歩み寄るようにしています」
初めてフリースクールに来たものの、不安を感じている生徒も多いそうです。
「顔を出してくれたことが、すでに大きな一歩。現状を変えようとする気持ちに、私も正面から向き合いたい。
安心感を与えられる存在になりたいです」
継続的に学校に来てもらうためには、日々の積み重ねが大切だと森岡さん。
「教室に入れなくても、学習面で取り残されることがないように、サポートするのが私たち支援員です。
その日ごとに取り組みを一緒に決めて、それぞれのペースでやってみる。
一つずつこなすことが生徒の自信になり、前へ踏み出すことにつながります。
頑張って学校に来てくれているからこそ、一日の中で達成感を得て帰ってもらいたいんです」
◇知識を生かして子どもたちに寄り添う
森岡さんは学生時代にメンタルヘルスについて学び、保健室の先生としても働いています。
その知識を生かして、支援員として生徒と接する中で、生徒の心の健康に深く関わりたいと思っています。
「知識を生かして、学習だけではなく、心のケアもしっかり行っていくのが私の役目。
対話を通じて、子どもたちの心の変化に気付き、一人一人に寄り添って支援していきたいです」
◆校内フリースクールとは
さまざまな事情で教室に行きたくても行けない子どもたちが、自分のペースで学びを進める居場所のこと。
4年度から、各中学校で対応できるように市内の全7中学校で設置され、専門の支援員を各校1人配置しています。
◇活動内容
・問題集などを使用した自主学習
・タブレットを使用してオンライン授業に参加
・学級活動や総合的学習の時間で必要な取り組み
・社会的自立に向けた取り組み
問合せ:教育保育課
【電話】072-740-1254
〔広報かわにし milife 令和4年8月号〕

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