Job:ツアーコンダクター

ツアーコンダクター

〔2003年原本〕
団体旅行の添乗員です。観光ガイドの国際版です。
国内旅行中心のツアーコンダクターもいます。
仕事に先立って、日程、宿泊先、レストランの様子、参加者の顔ぶれ（年齢や職種、夫婦か独身者か）を調べ、聞いておきます。
出発直前に空港で顔合わせになります。
パスポートの扱いなどを説明します。
旅行先での仕事は、ガイド、病気や盗難のフォロー、宿泊先との交渉などですが、業務上の知識に通じていることと誠実さが大切です。
外国語の会話力ももちろん必要ですが、語学力に頼る人は失敗が多いといいます。
旅先で自らも楽しむことは期待しないほうがいいでしょう。
ツアーの事務局役であり、参加者の希望をききだして、予定のなかにでどう生かすかが腕のみせどころ。
人気があるは、現地の出身の人間とふれ合う機会があるもののようです。
長くやっていると、ツアーコンダクター指名の旅行企画をする人もでてきます。
何よりも経験を積むことが実力になります。
一般旅行業務取扱主任者（または国内旅行業務取扱主任者）の資格が必要です。
また、民間の能力検定として添乗員能力資格認定、旅程管理主任者の制度があります。
ツアーコンダクターになるには、旅行会社に入るのが普通です。
フリーの人の多くはかつて旅行会社で働いていた人です。
専門のツアーコンダクターは年に220日くらい添乗しますが、観光シーズンだけの人もいます。
フリーのばあい、経験２～３年で１日当たり１万円以上になります、
５年も働けばベテランです。

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