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自傷行為

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2023年6月21日 (水) 14:23時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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自傷行為

カウンセリングルーム泉 (神奈川県横浜市青葉区)
のぞえ総合心療病院 (福岡県久留米市)

周辺ニュース

ページ名 自傷行為 滋賀県愛荘町(対象者の症状・状態・訴え)
子どもなんでも相談室  子どもの気になる様子「自傷」
自傷行為とは、自分で自分の身体を傷つける行為のことです。
その現れ方はさまざまで、自分の身体を叩く、つねる、壁や床にぶつける、刃物で切るというような行為です。
子どもの成長過程によって、背景にある理由も違うため、分けてお話していきます。
▽赤ちゃんの時代に見られる
頭を床や家具に打ちつけるような行動が見られる場合があります。
これらは、座れるようになる前や立てるようになる前といった、発達段階が進んでいく中で現れることがあるようです。
多くの場合は、一時的なものです。
また、自分で自分に刺激を与えるような行動の1つとして現れてくる場合があります。
この場合は、抱き上げたりあやしたりといった世話を増やし、身体を使った遊びを多くすることで改善されることがあります。
▽発達の遅れと関連して見られる
子どもの心の中に不安や葛藤が高まっているサインの1つとして考えられます。
さらに、頭で考えることと実際の行動との間でうまく調和がとれず、コントロールできない激しい衝動が自分に向かうこともあります。
激しい場合はケガをしないようにその行動を止めることが必要です。
また、子どもの様子を見て、子どもが伝えようとしていることの意味に気づくことが大切です。
▽思春期・青年期に見られる
その背後には様々な心の状態があります。
「自分の居場所がない」「みんなに迷惑をかけている」、「楽な気分になる」、「死にたかった」など、後悔や怒り、孤独感など様々な感情が複雑に絡みあっています。
自傷する人は、助けを求めることがうまくできないことがあります。
傷に気づいた時は丁寧な処置をしてあげると同時に、自分を傷つけてまで訴えようとしていることは何かという、行動の背景にある気持ちを理解し、その意味や意図を受け止めることのできる関係づくりが大切になります。
参考:『子どものこころ百科』東山紘久(創元社)
『自傷行為の理解と援助』松本俊彦(日本評論社)
問合せ:健康推進課(愛知川庁舎)子育て世代包括支援センター
【電話】0749-42-7661
〔広報あいしょう 2022年10月号〕

周辺ニュース

ページ名自傷行為、(健康のニュース、死亡関係)
「死にたい」言える関係を 自傷行為の背景聞いて 国立精神・神経医療研究センター精神科医が講演
子どもの自傷行為に詳しい精神科医が8日、児童福祉施設や支援機関の職員研修で講演した。
参加した約80人を前に、自ら調査したデータなどを示しながら「自傷を禁じず、安心して『死にたい』と言える関係性を築いて」と呼び掛けた。
講演したのは自傷行為に関する著書がある国立精神・神経医療研究センター(東京都)の精神科医・松本俊彦さん。
松本さんの調査では10代の約1割にリストカットの経験があり、うち6割は自傷行為をする理由として「怒りや不安を軽減し、安堵(あんど)感や開放感を得るため」を挙げた。
松本さんは「つらい気持ちを抑えようと自傷行為に及んでいる」とし、「説教や叱責(しっせき)は根本的問題解決ではない」と理解を求めた。
自傷行為が自殺に発展するリスクの高さも指摘。「自傷をやめさせるためではなく、自殺リスクを下げるために支援が必要」と語り、「背景にある困り事を聞いて苦痛を和らげる可能性を探って」と呼び掛けた。
また、援助する側が心掛けることとして「共に支援する仲間をつくる。
必要に応じて地域保健福祉や行政機関を巻き込むなど、自分自身が援助を求める力をつける」などを挙げた。
不登校を経験した生徒などを受け入れる九州国際高等学園(佐賀市)に務める福富功祐さん(32)は「継続的に子どもを支援するには、関係機関と連携してフォローし合う必要がある」と話していた。
〔2019年10/11(金) 佐賀新聞〕

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