高校生『いじめ防止』を呼びかける演劇
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ページ名 高校生『いじめ防止』を呼びかける演劇 秋田県横手市(いじめのニュース、)
市内の高校生たちを応援‼■雄物川高校編
生徒会(男子10人女子9人)
雄物川高校生徒会では、毎年学校祭で『いじめ防止』を呼びかける演劇を発表しており、今年は動画で呼びかけました。
この動画制作の中心となった生徒会の武内柚(ゆず)さん、鈴木晴愛(せいら)さん、大友樹濡(じゅじゅ)さん、長谷山未来(みく)さんにお話を聞きました。
学校祭で披露した動画のタイトルは『小さなズレが大きなトラブルに』です。
ストーリーは、AとBの会話に入れないCが、そのことをDに相談しますが、AとBに対する悪口として間違って伝わることから始まります。
それからCに対するいじめが始まります。
その後、Cが先生に相談したことで、当事者が集まり話をする場が設けられ、お互いの誤解は解けていじめが終わります。
動画の最後には、『いじめをなくすには人の発言を安易に他人に流さない』『根拠のないうわさ話を信じない』『悩み事は大きくなる前に先生や周りの大人に相談する』ことで、いじめのきっかけとなる勘違いやいざこざを減らせるというメッセージを伝えています。
この動画の脚本、演出、撮影は自分たちで行い、生徒会メンバーが出演しています。
私たちの中には、実際にいじめられた経験のある人がいて、演じる際はつらい思いをしましたが演技に生きたと思います。
また、ストーリーに現実味を感じられるように、最近の話題を脚本に入れ、印象に残るような場面展開を考えました。
動画を見た生徒のアンケートでは「リアルで考えさせられた」「いじめは絶対にしてはいけないということを改めて感じた」などの100件を超える感想が寄せられました。
最近は、SNS上での誹謗中傷で傷ついている人もいます。
安易な投稿で傷つけてしまうので、いったん考えてから投稿するなど、SNSの使い方も考えてほしいです。
〔市報よこて 令和4年8月号〕