岩沼市社会福祉課
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ページ名 岩沼市社会福祉課 宮城県岩沼市(自治体福祉相談室・宮城県)
3月は自殺対策強化月間です
例年、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」としています。
自殺はさまざまな要因(身体疾患や子育ての悩み、失業、人間関係など)によって追い込まれた末に起きるものであり、誰もがなり得る問題です。
自殺者を1人でも減らしていくために、皆さん一人ひとりの自殺対策に対する意識が大切です。
▽自殺者数
全国:約2万人/年間
宮城県:約400人/年間
岩沼市:約10人/年間
▽岩沼市の自殺者の傾向(年齢、性別、自殺要因)
1.60歳以上、女性、身体疾患
2.40歳~59歳、男性、失業・借金
3.20歳~39歳、男性、ひきこもり・就職失敗
※地域自殺実態プロファイル2022より。
◇大切な人の変化に「気付く」から始まる、ゲートキーパーの役割。あなたもなってみませんか?
ゲートキーパーとは、身近な人の自殺の危険性に気付き、声を掛け、話を聞き、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
あなたの周りに気掛かりな人はいませんか。
まずは優しく声を掛けてみてください。
あなたの勇気と行動がかけがえのない「いのち」を守ります。
〈気付き〉
大切な人の様子がいつもと違うと感じたら、一声掛けてあげましょう。
周囲の人の「気付き」が、悩んでいる人を助ける第一歩です。
〈傾聴〉
本人の気持ちを尊重し、じっくり耳を傾け「辛かったんだね」「これまで頑張ってきたんだね」といった共感と努力をねぎらう声掛けをしましょう。
〈つなぎ〉
悩んでいる人は視野が狭くなっているため、早めに専門家や医療機関につなぐことが必要です。
「つなぐ」ことで狭くなった視野が広がります。
〈見守り〉
心の健康を取り戻すには時間がかかります。
専門機関につないだ後も変わらずに見守っていることを伝え、一緒に支えていきましょう。
問合せ:社会福祉課【電話】23-0509
〔広報いわぬま 令和5年3月号〕