アンケートのまとめ・発達障害とフリースクール等
アンケートのまとめ・発達障害とフリースクール等の対応
〔2012年7月に掲載〕
2007年12月、発達障害に対するフリースクール等の現状と理解、対応と支援などについてアンケート調査をいたしました。
調査は毎日新聞記者Yさんの提案に松田が協力する方法で実施したものです。
首都圏1都3県の学校を対象としましたが、発達障害に強い関心を持って取り組んでいる星槎国際高校などの星槎学園グループからは圏外にある学校からも回答を寄せられました。
回答は60校あり、該当地域圏からの回答率は30%未満であったと記憶しています。
正式の集約はされていませんが、2009年初めにTOSCA(東京都自閉症協会アスペルガー部会)に参考としてわたされ、2009年3月の同会の発表会にも利用されました。
同会発行の冊子「分担研究『不登校を伴う発達障害について』」に一部がふれられています。
今回アンケート回答の原文を掲載いたします。
回答の学校名などが変更されている、アンケート回答がFAX送信されていて読み取りにくいなどの点はありますが、当時の状況を見るうえで、また現状を考えるうえで参考になるものと思います。
貴重な資料であり必要な分析がほしいところです。
特に生徒数による規模と対応状況の関係、教員の意識・子ども観の変化(時代環境の変化による)を明らかにしたいと考えるところです。
◎参考⇒Center:2007年12月ー発達障害と民間教育の調査に協力して
◎参考⇒発達障害生の教室・施設
アンケート用紙は以下のとおりです。
学校名( )
回答した方の役職とお名前( )
在籍生徒数( )人
1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか
医師の診断を受けた子 行動から障害が疑われる子
小学生 人 人
中学生 人 人
高校生 人 人
(小中高別の分類が難しければ、全体の総数でもOKです → 人)
2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあればいくつでも、○をつけて下さい。
:a( )個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b( )教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:c( ) 教員数を増やしている。
:d( ) 特別支援教育士を置いている。
:e( ) 心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:f( ) 特別の教材を使っている。
:g( )家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h( ) 子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i( ) 子どもの特徴を考慮して評価している。
3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか。
4 増えた背景として、気づくことはありますか。
5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか。
6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください。
:a( )公立高で、発達障害の子をもっと受け入れ、教育体制を整えてほしい。
:b( )発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:c( )国が発達障害児専門の受け入れ校を作ってほしい。
:d( )小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。
:e その他( )。
7 その他、お気づきの点があれば自由にお書きください。
アンケートのまとめ・発達障害とフリースクール等
発達障害とフリースクール等・星槎国際学園グループ
発達障害とフリースクール等・埼玉県
発達障害とフリースクール等・千葉県
発達障害とフリースクール等・東京都区内
発達障害とフリースクール等・東京都区外
発達障害とフリースクール等・神奈川県