Job:ダンサー・舞踊家
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ダンサー・舞踊家
〔2003年原本〕
西洋ダンスのほうがダンサー、日本舞踊を舞踊家と分けて使われることもありますが、本来的には同じ仕事です。
ダンスにはモダンダンス(自由形式)とクラシックバレエがあります。
バレリーナはクラシックバレエの演技者をさします。10歳以前から専門のレッスンを受けないとバレリーナになるのは難しいといわれています。バレエ教室に通い、一人前になったら、バレエ劇団に所属して舞台などに出演し、演技をします。
日本人バレリーナは国際的なコンクールで入賞する機会が増え、水準は高くなっています。トップクラスの人はスター的な存在です。
一般のダンサーは、ダンスの踊り手であり、振付師(コオグラファー)です。モダンダンスやマイム、ミュージカルの演技が中心です。やはり10歳以前からダンスを習い始めて独演者(ソリスト)になるのは17~18歳からです。舞台劇団などに所属しています。
日本舞踊家(略称、日舞家)の大部分は、踊りの師匠として弟子を取り教師をしています。その一部の人が舞台に立ち、公演をしています。古典舞踊と新作の創作舞踊に分けられます。
舞踊(ダンス)の世界も和洋を厳然と区別することは難しく、和洋の融合がすすみ、その一方で、インドネシア舞踊など東南アジア系そのほかの舞踊が多く入ってきています。それに応じて新式の舞踊劇団や舞踏家もうまれています。女性が多いのですが、男性もいます。
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