アイムのエジソン放課後デイ
放課後デイサービス アイム
所在地 | 神奈川県川崎市 |
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“療育”ではなく“好き”を伸ばす!発達障害の子どもたちの背中を押す放課後デイサービス
「『療育』という言葉があるんですけど、無理やり、普通の子に近づけるための訓練をしようとするんですけど、息子は楽しくなさそうだった。
だったら、うちの子に合う福祉を自分で始めた方がいい」
海外でも個展を実現させた息子のGAKUさん
自閉症の息子を持つ佐藤典雅さんは、6年前に発達障害を持つ子どもたちの放課後デイサービス「アイム」を作った。
「アイム」では療育プログラムはなく、自由に楽しく過ごす中で、子どもたちの“好き”を伸ばしていく。
パソコンで絵を描いたり、自分で教材を作って学校ごっこをするなど、子どもたちは自分のやりたいことを自分で決め、思い思いに過ごしている。
佐藤さんの息子で画家のGAKUさんも、「アイム」で絵の才能を開花させたという。
一日中キャンパスに向かって絵を描いているというGAKUさんは、国内だけでなく、ニューヨークでの個展も実現させた。
スタッフは保護者たち
「アイム」のスタッフの約半数は、子どもたちの発達過程を一番把握している保護者たち。
スタッフの一人は「『この年齢でこれをやらなきゃいけない』というのが分かるので、他の親にフィードバックができる」と明かす。
他にも、高校を卒業した子どもたちに向けて、個々の特性に合わせた就労支援やグループホームも運営している。
「アイム(I'm)」というネーミングには、「私は私!」と自信を持って社会へ出て欲しいと願いが込められている。
だからこそ、佐藤さんは「大人になった時に重要なのは自己肯定感と自尊心。
子ども時代にどれだけ成功体験を積んだか、たくましい感性をいかに育てるかがうちのテーマです」と語った。
フューチャーランナーズ~17の未来~
〔2021年5/1(土) FNNプライムオンライン〕