自由ヶ丘高等学校
自由ヶ丘高等学校
教育機関の特徴 | 全日制高校 全寮制高校・寄宿舎のある学校 |
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法人名 | 日生学園 |
校長 | 船倉一郎 |
所在地 | 〒671-2193 兵庫県姫路市夢前町戸倉566番地 |
TEL | 079-336-3333 |
FAX | 079-336-3341 |
URL | http://jiyuugaoka.ed.jp |
メール | info@jiyuugaoka.ed.jp |
寮または寄宿舎 | あり【全寮制】 |
教育相談員、心理カウンセラなどの配置 | あり |
設置・学科コースと学費 | 入学金:200,000円 施設費(年間):200,000円 ■特進コース=学年の定数35名、授業料:28,000円(1か月) ■進学コース=学年の定数145名、授業料:28,000円(1か月) |
転入学・編入学の条件 |
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帰国生・外国籍の生徒の入学 | あり(条件は特になし) |
4月以外の入学時期 | なし |
過年度生の入学 | (中学卒業後1年以上経た生徒)あり |
高卒認定資格の合格科目の認定などの制度 | (パソコン、検定試験など)なし |
不登校・高校中退生の受入れについてのその他のしくみ | 寮での学習指導(中1の段階もOK) |
発達障害をもつ生徒の受入れ | (LD、AD/HD、アスペルガー症候群など) 生徒の状態により受入れる(寮生活の適応能力が必要) |
情報提供年月 | 2019年7月 |
寝食共にする全寮制とオンラインの通信制、コロナ禍で明暗くっきり 募集停止の学校も
新型コロナウイルス感染症のため、寮生活を送る学校の存続が危ぶまれている。
「3密」を避けにくい集団生活を敬遠してか、希望者が減り、関西圏では全寮制の私立自由ケ丘高校(兵庫県姫路市夢前町)や、寮がある早稲田大系属の早稲田摂陵中学校(大阪府茨木市)が来春入学者の募集を停止した。
一方、オンライン授業が充実する通信制高校は進学希望が増え、コロナ禍で明暗は分かれた。
自由ケ丘高は前身の日生学園第三高が1983年に開校し、2015年に校名を変更。
不登校を経験した生徒を多く受け入れ、ピーク時は約千人が共に生活しながら勉学に励んだ。
しかし近年は通信制の学校など学びの場が多様化したこともあり、生徒数は減少。
そこへ、コロナが追い打ちを掛けた。今年2~3月に開いた学校見学会には数人しか参加がなく、春の入学者は募集定員180人に対してわずか38人だった。
「寮では食事や入浴の時間をずらすなど対策をしているのだが…。
入学希望者が増えれば再開を考えたい」と担当者。在校生約80人は同じ学校法人が運営する津市の全寮制高校に転入する。
早稲田摂陵中も、来春から生徒募集をやめる。
関東からの生徒が寮生活を送っているが、同校は「コロナで寮生活は敬遠されがち。
来年度は関東の希望者が減ると推測される」と理由を説明した。
公立高校も頭を悩ませる。兵庫県立播磨農業高(加西市)は、1年の全ての男子生徒が入寮し、共同生活を学ぶ。
例年は1月下旬から通学圏内の生徒は自宅通学に切り替えるが、今年はコロナの流行期に備え、11月末からに早めた。
女子生徒約90人が寮生活を送る日高高(豊岡市)は感染リスクを減らすため、看護科、福祉科の生徒が医療機関で実習する2週間前から、寮生全員に実家への帰省などを認めていない。
そんな中、注目されているのがインターネットを活用した通信制学校だ。
兵庫県教育委員会が、県内の公立中学3年生を対象に9月に行った進学希望調査では、広範囲から生徒を募る「広域通信制高校」を933人が希望した。
少子化が続く中、前年度より176人増えた。
出版大手のKADOKAWAなどが設立し、沖縄県うるま市の本校のほか、神戸や東京、大阪、福岡などにキャンパスがある単位制・広域通信制高校「N高等学校」(N高)によると、受験生からの資料請求は例年より増加。
担当者は「オンライン授業が始まり、多くの人がネットで学習するイメージを実感としてつかめるようになったからではないか」と推測する。
〔2020年11/25(水) 神戸新聞NEXT(斉藤絵美)〕
コロナ禍で全員転校、共学校へ 姫路の全寮制男子校
兵庫県姫路市にある全寮制男子校の私立自由ケ丘高校は、来年度の生徒募集を停止すると決めた。
来年度から休校し、現在の1、2年生約80人は津市にある系列の全寮制共学校に転校させる方針。
生徒数が近年減っており、新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけたという。
運営する学校法人日生学園(津市)や同校によると、同校は県内外から生徒を受け入れているが、コロナ禍で今年2~3月に学校見学に来る人が減り、新入生が大幅に減った。
少子化や通信制高校との競合などで生徒の減少が続いており、1学年180人の募集定員に対し、現在の在校生は3年生57人、2年生45人、1年生36人だという。
同校は1983年に日生学園第三高校として開校し、2015年に現校名になった。
不登校経験がある生徒らも受け入れてきた。
休校・転校の方針は6月から生徒や保護者に説明し、理解を求めてきたという。
〔2020年10月27日 朝日新聞デジタル 鈴木芳美〕
新型コロナで姫路の全寮制私立高校休校に 不登校の生徒多数受け入れてきたが…生徒は系列校に転校へ
兵庫県姫路市にある全寮制の私立高校が、新型コロナウイルスの影響で休校を決め、すべての生徒を転校させることがわかった。
姫路市の私立自由ヶ丘高校は今年度末で休校し、1年生と2年生合わせて81人を三重県にある系列校に転校させることを決めた。
自由ヶ丘高校は全寮制の男子校で、不登校の生徒を多く受け入れてきたが、10年前から生徒は180人の募集定員を下回り、今年は新型コロナウイルスの影響で、見学会に参加者が集まらず、入学した1年生は38人だった。
高校は生徒の一斉転校について、「教育体制を維持できず、やむを得ない判断だった」と話している。
〔2020年10/28(水) 読売テレビ〕
兵庫・姫路の私立高休校に コロナで新入生確保できず 在校生は三重の系列校へ
兵庫県姫路市の全寮制男子校・私立自由ケ丘高校が本年度末で休校し、現1、2年生81人を津市にある系列校で受け入れる方針を固めたことが、運営する学校法人への取材で分かった。
近年、全寮制の人気が伸び悩んでいることに加え、新型コロナウイルス禍で見学会に参加者を呼び込めず、新入生を十分確保できなかったことが主な原因という。
同校は学校法人「日生学園」が昭和58年に日生学園第三高校として開校し、平成27年に現校名となった。
近年は通信制に生徒を奪われ、募集定員180人を大きく下回る年が続き、赤字経営が常態化していた。
これまでは、学校見学会を通じて不登校の生徒らに全寮制教育の魅力を訴えてきたが、今年2、3月の見学会はコロナ禍による外出自粛の影響で参加者はわずかだった。
学校側は在籍する1、2年生について、系列校で全寮制共学校の青山高(津市)に移ってもらう方針をすでに生徒や保護者らに説明。
在校生の大半が兵庫県出身のため不安も聞かれたが、理解が得られたとしている。
青田謙・同学園副本部長は「今の生徒数では全寮制教育、部活動なども維持できず、やむを得ない判断。
閉校措置は取らず、状況が好転すれば再開も検討したい」と話している。
〔2020年10/26(月) 産経新聞〕
松山で不登校教育フォーラム 原因や解決策探る
自由ケ丘高校の生徒による不登校の体験トークなどがあったフォーラム=10日午後、松山市道後町2丁目のひめぎんホール
不登校経験のある子どもたちを受け入れている自由ケ丘高校(兵庫県姫路市)による不登校教育フォーラムが10日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、保護者や教員ら約40人が講演や体験談を通じ、不登校の原因や解決策を探った。
〔2018年6/11(月)愛媛新聞ONLINE〕