101カレッジ
離島で引きこもり支援 職業体験「101カレッジ」開校へ【長崎】
引きこもりや不登校などに悩む若者の生活や就職を支援する居場所が誕生します。
農業やプログラミングといった職業や、無人島での自然を体験する新しい職業体験校が西海市に誕生します。
101カレッジ 長谷川 純一 さん 「今現在日本では100万人の不登校、ひきこもりの方々がいらっしゃると報告されています。
また衰退する地域コミュニティ。
どうにかして日本が抱える大きな社会課題を解決できないかと考えました」
西海市の一般社団法人が運営する「101カレッジ」は、不登校や引きこもりなどの問題を抱える子どもや青少年を受け入れる職業体験校です。
大村湾に浮かぶ無人島 田島での自然体験に加え、漁業や農業、プログラミングなど6つの業種で職業体験をします。
6ヵ月で西海市の人たちとの交流やシェアハウスでの共同生活、企業でのインターンなどを通じて、長崎県内も含めた就職につなげるのが目標です。
一般社団法人この道 谷山 哲浩 理事 「お金だけじゃない、幸せな笑いのある家庭がつくれる、そういう場所で支援できないか。長崎でそのコミュニティをつくりたい」
この職業体験校は、山口県の高校と提携して生徒を受け入れたり、将来的には参加者の高卒資格取得も支援したい考えです。
101カレッジは定員10人、生活実費がかかるものの参加は無料で、来月15日に開校します。
〔2020年3/6(金) KTNテレビ長崎〕
