ライズ学園
所在地 | 茨城県つくば市 |
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ページ名ライズ学園、茨城県つくば市 (発達障害のニュース)
英語の読み書きを応援 クラウドファンディングで出資募る つくば
これまでの「RISE英語罫線ノート」
小中生向け学習ノート
不登校児を支援するNPO法人リヴォルヴ学校教育研究所(つくば市千現)が、英語の読み書きへの苦手意識を軽減する「RISE(ライズ)英語罫線ノート」の改訂と普及を目標に、プロジェクト「英語学習のつまずきを防ぐノートを日本中に広めたい」を始動。
ノート製作の資金をクラウドファンディングで募っている。
同研究所は、2000年から元教師らが不登校や学習障害(LD)児のための学びの場「ライズ学園」を運営。
子ども一人ひとりに応じた学習支援を実践しつつ、子どもが感じている困難さに耳を傾け、発達障害などへの対処法や成果をまとめ、独自の教材として販売している。
プロジェクトは、光過敏(まぶしくて見にくい)への配慮に重点を置くなど、既存の英語ノートにさらに工夫を重ねる。
判型はA4判、小学校高学年から中学3年の利用を想定している。
目のちらつきを抑えて正しく文字を書くために4線内は目に優しい色をつける。
また文字と文字の間隔を適切に空けて書けるように4線上部にドット記号を配置したり、語彙(ごい)を増すための学習のポイントを記すなど、つまずきを回避して学び取る力をつける工夫がされている。
公立中学の英語教諭を辞して同研究所を設立し、ライズ学園で英語を指導する小野村哲さんは「これまで出会った子は『みんな自分と同じように見えていると思っていた』と言う。
目に見えない困難は当人さえも自覚できず、数学は100点なのに英語は0点というつまずきを生じてすべてに自信を失うこともある」と話す。
また「英語に限らず、入門期はとても大切です。転ばぬ先の杖として当研究所が開発した英語ノートを活用してほしい」と言葉をつないだ。
プロジェクト「英語学習のつまずきを防ぐノートを日本中に広めたい」のクラウドファンディングは目標金額は50万円、募集期間は来年2月27日まで。
〔2019年12/10(火) NEWSつくば(橋立多美)〕
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