ページ名いじめ相談窓口「こころんだいやる」、滋賀県、（いじめのニュース、）
３０７件のいじめ相談
いじめ相談３０７件「深刻な内容増加」滋賀県電話窓口、１７年度
子どもや保護者向けに滋賀県が開設している電話相談窓口「こころんだいやる」に昨年度、３０７件のいじめ相談が寄せられた。
全体の相談総数は６年ぶりに減少したものの、県は「学校や交友関係での悩み、いじめなど深刻な内容の相談が増えている」としている。
県の「子ども・子育て応援センター」が１年間の相談状況をまとめた。
相談窓口は２００１年１１月に始まり、いじめのほか、児童虐待や子育て、不登校、友達・家族関係の悩みに電話相談員が応じている。
２０１７年度の相談件数は３７４５件で、１６年度の４６２０件から２割近く減少。
頻繁に利用していた相談者のケースが一段落するなど一定の成果がみられるものの、いじめ相談は１６年度（３８１件）に続いて３００件を超えた。
いじめ相談のうち、小学４～６年生のケースが１８５件と半分以上を占め、中学生は４７件、小学１～３年生は２３件だった。
虐待相談は８８件（１６年度９８件）あり、同センターから相談者に専門的な機関を紹介したケースは２２０件（同２５５件）、他機関に直接連絡した件数は４１件（同３２件）あった。
県は「全体の件数が減ったのは、問題の解決や改善に向けた方向性が得られた結果。いじめ相談窓口としての役割を一定果たしている」とみる。
「こころんだいやる」開設時間は、年末年始を除く毎日午前９時～午後９時。
０７７（５２４）２０３０、（０１２０）０７８３１０。
〔2018年11/27(火) 京都新聞〕
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