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バイト平均時給

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ページ名バイト平均時給、、(働くのニュース)
17年12月のバイト平均時給は1030円で過去最高に リクルートジョブズ調査
リクルートジョブズの調査によると、2017年12月における三大都市圏のアルバイトやパートタイマー募集時給が大きく上がったことが分かった。
給与所得、地域格差が拡大か 高給与は東京圏に集中
■3カ月連続で最高時給を更新
15日、リクルートジョブズは2017年12月度の「アルバイト・パート募集時平均時給調査」の結果を発表した。
これによると、三大都市圏(首都圏、東海、関西)の平均時給は1,030円(前年同月比:+24円、増加率:+2.4%)で、3カ月連続で最高額を更新した。
また4月以降、8カ月連続で時給1,000円超えが続いている。
例年、秋から冬にかけては時給が上昇する傾向がみられるものの、12月の2.4%アップは、2015年12月の+2.1%(988円)、2016年12月の+2.1%(1,006円)を超えるアップ率となり、時給の伸びに拍車がかかっている様子が見て取れる。
■東海圏の時給は伸び率が高め
エリア別では、首都圏が1,073円(前年同月比:+2.5%、以下同じ)、東海圏が972円(+3.0%)、関西圏が997円(+1.8%)だった。
いずれの地域も最高時給を更新している中で、東海圏における伸び率の高さが目を引く。
2017年の東海圏の時給前年同月比は、1月に+1.6%となった以降は、常に2%以上の伸び率が続き、10月と11月は3.2%、そして12月の3.0%と、3カ月連続で3%を超えている。
■時給が下がった職種も
時給の伸びが大きかった職種は、コンビニスタッフ:948円(2016年12月:918円、前年同月比:+3.3%、以下同じ)、ファストフード:977円(942円、+3.8%)、メカニック:1,044円(998円、+4.6%)、構内作業(フォークリフト等オペレータ):1,161円(1,010円、+3.8%)営業:1,203円(1,130円、+6.4%)、介護福祉士:1,144円(1,096円、+4.4%)、スポーツインストラクター:1,007円(958円、+5.1%)などがある。
反対に時給が下がったのは6つの職種で、化粧品販売:990円(前年12月:1,276円、前年同月比:-22.4%)、製造・生産(重工業除く):1,003円(1,006円、-0.4%)、データ入力:1,081円(1,096円、-1.4%)、財務・会計・経理系職:1,042円(1,044円、-0.2%)、医療関係技術者:1,146円(1,250円、-8.3%)、塾講師:1,371円(1,395円、-1.7%)だ。
■2018年の時給はどうなる?
2014年12月:966円→15年1月:959円、15年12月:986円→16年1月978円、16年12月:1,006円→17年1月993円のように、12月から1月の時給は下がる傾向にある。
前年同月比も加味すると、2018年1月における三大都市圏の平均時給は1,010円くらいになりそうだ。
ただし飲食や小売、製造、運送業など幅広い分野で人手不足の状況が続いており、1月に多少時給が下がったとしても、2月以降に再び上昇する可能性が高い。
2018年の時給は、どこまで上がるだろうか。
〔2018年1月17日 財経新聞(県田勢)〕
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