スクールソーシャルワーカー
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ページ名スクールソーシャルワーカー、、(いじめのニュース、発達障害のニュース)
スクールソーシャルワーカー 重責ずしり出番急増
貧困や発達障害、いじめ、虐待など子どもを巡る問題の顕在化に伴って、佐賀県内でも出番が増えているスクールソーシャルワーカー(SSW)。
学校に不信感を抱く保護者と信頼関係を築き、問題解決に結びつけるケースも見られるなど力を発揮しているが、休日や時間外にも相談者や関係機関から連絡を受けるなど、非常勤職ながら重責を担っている現状がある。
「不登校の問題でもいろんな背景がある。貧困、発達障害、虐待が複雑に絡み合っているケースが少なくない」。
県東部地区を担当するSSWの女性(45)は仕事の難しさを話す。
◎面談「夜が多い」
特に近年増えていると感じるのは貧困の問題。「修学旅行の負担金が払えない」「校納金や給食費が払えない」といった訴えを端緒に、子どもの困窮状況が明るみに出る。
「学校側の聞き取りだけだと、単に保護者が働いてない現象面に目を向けがちになる。SSWが入って聞き取ると、心の病だったり発達障害など働けない背景や要因まで明らかにできることが多い」という。
こうした場合、就労や生活支援だけでなく、精神面のケアなど医療、福祉面のサポート態勢づくりにも駆け回ることになる。
いじめ問題では、保護者が学校側に不信感を募らせているケースが多い。
丁寧に対応して信頼関係づくりに心を砕く。
保護者との面談は「夜が多い」という。
〔◆平成30(2018)年2月3日 佐賀新聞 朝刊〕
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