斜視の集まり(2)ー特に子ども時代について
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斜視の集まり(2)ー特に子ども時代について
子どもの場合、斜視を理由とするいじめや嫌な思いをした経験があるのは、私にはよくわからないことでした。
私も子どものころから斜視ですが、それらしい経験が思い出せません。
参加した2人からは同級生との関係、教師からのもの、仕事についてからのいじめなどがいくつか話されました。
一人はそれがきっかけで不登校になっています。
「右の眼はいいが、左の眼は嫌い」と言われていたことがある。
「目が変」「目が怖い」と斜視であることが対人関係に影響したのです。
それがいじめや嫌がらせや不登校につながるのです。
とんでもないことですが、斜視をまったく理解していない教師もいるようです。
確かに教師になるための予備知識にはそういう項目はないでしょう。
子どもの顔をみれば、わかりそうなものですがそうではない教師がいるとは驚きでした。
対応策もあります。
例えば右目外斜視の場合、右隣には同級生が座らない教室の右端の席にするという対応があってもいいのではないか。
そういう話も出ました。
子ども時代、学校での具体的な対応のしかたは、考えて行けばもっといろいろと出てくるでしょう。
斜視であることによる不利益は聞いていけば、まだ出てきそうですが、利益になることは何も出てきませんでした。
親から“カタワ”と言われたこともあるとか。
このあたりもいろいろな経験を聞いていきたいところです。