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神奈川県立厚木清南高等学校

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神奈川県立厚木清南高等学校

学ぶ幸せ知る喜び
「知りたい、分かりたい、学びたい―」。
学びは、人生をより豊かにし、日常に彩りを与えてくれます。
今回の特集では、年を重ねても、社会に出ていても、学ぶことを追い求める人、その熱意を支える人を紹介します。
県内で唯一、全日制に加え定時制、通信制の3課程を兼ね備える「フレキシブルスクール」厚木清南高校。
10歳代から60歳代までの生徒が在籍し、一人一人が自分のライフスタイルに合わせた形で学習を進めています。
通信制や定時制の生徒たちは、日中は仕事などに打ち込みながら、それぞれの目的のために学びを深めています。
資格取得のために
通信制課程で学び2年になる梶原悟さん(41・相模原市)は、6年前から知的障害者施設で事務の仕事をしています。
経験を積むうちに「より入所者に関われる仕事がしたい」と思うようになった梶原さん。
福祉の資格取得のための基礎学力を身に付けようと清南高校への入学を決意し、自学自習が基本となる通信制を選びました。
中学校を卒業した梶原さんは当時、厚木清南高校の前身である厚木南高校の通信制課程に進学しました。
しかし、アルバイトが忙しくなり2年で中退。
その後は社会人として働きながらも、卒業に至らなかったことが心の隅にわだかまりとして残っていました。
自分らしく勉強を
40歳を目前にしての再チャレンジを、職場の仲間たちは温かく受け入れ、背中を押してくれました。
梶原さんは計画的にスケジュールを組み、仕事と勉強を両立。
地道な努力が実を結び、3月には晴れて卒業を予定しています。
「同じ年齢の方と比べるとだいぶ遅れてしまったが、幅広い世代の知り合いができたり年下の先生の授業を受けたり、貴重な経験ができた。自分らしくやってくることができたと思う」と在学生活を笑顔で振り返る梶原さん。
さらに「卒業後は、より専門的な知識を身に付けたいので、通信制の大学に入学する」と、既に次の目標を見据えていました。

やり遂げるものが欲しい
定時制課程に通う神尾町(かみおまち)力也さん(18・秦野市)も、3月に卒業を予定している生徒の一人です。
神尾町さんは中学2年の時、打ち込んでいた野球でけがを負ってしまったショックから、学校を休みがちになりました。
それでも、高校野球への思いを諦め切れず、この学校に入学しました。
日中は住宅などの基礎工事を請け負う職人として働き、夕方からは授業を受ける日々。
体力的につらい時もありましたが、大好きな野球への思いと、何かをやり遂げたいという信念が神尾町さんを支えました。
仲間に声を掛けて定時制課程には無かった野球部をつくり、授業が終わる21時からの練習に励みました。
授業では、スポーツ理論など、清南高校特有の科目を選び、好きなことを学ぶ楽しさを知りました。
「今までいろんなことが中途半端に終わってしまっていた分うれしい。協力してくれた職場や家族にも感謝している」と卒業を目前に充実した表情を浮かべます。
生徒たちの学習への自発的な取り組みと、一人一人の個性が輝く厚木清南高校。
ここは、昼も夜も生徒たちのにぎやかな声に包まれています。
問 厚木清南高校TEL228- 2015
〔広報あつぎ 第1224号(平成28年2月1日発行)〕
 

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