コープ東北サンネット事業連合
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フードバンク事業拡大確認 コープ東北仙台で報告会
コープ東北サンネット事業連合(仙台市)が福祉施設などに食品や日用品を無償提供する「コープフードバンク」事業の報告会が14日、仙台市内であった。
提供スポンサー企業を拡大していくことなどを確認した。
コープ東北の宮本弘理事長が5年間のフードバンク事業を報告。
2016年度の食品提供量は154トンで事業を始めた12年度の3倍超に増え、東北6県に活動が広がったことを伝えた。
宮本理事長は「当初は認知度も低く規模も小さかったが、長く続けることで提供量も企業も増えていった。今後も継続し事業を拡大していきたい」と話した。
コープ東北によると、事業に協力し、食品を提供する企業は95社、提供される福祉施設などは290団体に上る。
〔◆平成29(2017)年9月16日 河北新報〕
無償提供協定:備蓄食料を有効活用 富谷市と生協が締結 /宮城
富谷市と生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合(仙台市泉区)はこのほど、備蓄食料の無償提供に関する協定を結んだ。
消費期限の近くなった備蓄食料の有効活用が目的。
同市は協定に基づき、保管しているアルファ米1200食分をコープフードバンクに無償提供する。
こうした協定を結んだのは、気仙沼市に次いで2例目という。
同バンクは、賞味期限内に廃棄される食品を企業から無償で譲り受け、社会福祉協議会などを通じて生活困窮者らに提供する。
生活支援と同時に、まだ食べられる食品を廃棄処分する「食品ロス」を減らす取り組みだ。
2012年4月にみやぎ生協が同バンクを設立し、現在はコープ東北サンネット事業連合が運営している。
同市の若生裕俊市長は「富谷市となって初めての協定締結式。これからも災害対応として備蓄していくが、食料を無駄にしないようにご協力いただきながら、有効活用していきたい」と話した。
同事業連合の大越健治常任理事は
「最近では食品を扱っていない企業などからもお話をいただいている。とてもありがたい。より多くの生活困窮者に食品を提供し、この活動が社会に広まってもらいたい」と語った。
〔◆平成28(2016)年11月7日 毎日新聞 地方版〕