Job:テストドライバー
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テストドライバー
〔2003年原本〕
新車、改良車の走行テストを行なうドライバーです。
特別の条件をつけて、データをとるために走ることが仕事の中心です。
高速で走り続ける、超スローで運転したとき、時速60㎞で数十kmも走るときなど。
設定時間の0.1秒以内に設定された箇所にピタリと止まることを要求されることもあります
。
真夏に窓を全部閉めて走り、室内温度を測定するテストもあります。
一般のドライバーの身になって、安全さ、快適さ、使いやすさなどを総合的に評価します。
性能テストは測定器を使ってデータを集め、コンピュータで処理します。
テストドライバーは実試してみて「いい車か」「改良点はどこか」などを判断します。
テスト車はいろんな検討を終えた段階の試作品で、合格すればすぐ製造工程に入れるものがほとんどです。
テストドライバーの判断は生産計画、宣伝・販売行動を大きく左右するものとなります。
運転技術と冷静な判断力を求められる仕事になります。
地味でハードな仕事です。
女性ドライバーをターゲットにした自動車のテストには女性ドライバーを求めることも多くなりました。
カーレーサー(⇒プロスポーツ選手)が自動車メーカーを契約して仕事をしているところもあります。
バイク(自動2輪車)の走行テストを中心にする人をテストライダーをいいます。