Job:圧延工
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圧延工
〔2003年原本〕
鋼魂(魂片、インゴット)を鉄板で軌条(レール)に加工する仕事です。
材料担当は材料(数百kgから数十トンの鋼魂)を点検し、表面の凹凸を直したりしながら並べます。
加工は加熱によることが多く、加熱担当は材料を加熱炉に入れ、材料に応じて加熱(普通は1200℃)にします。
圧延担当は加熱された材料を回転する2本のロールの間にさし込み、ロールの間隔を徐々に狭めて鋼板や軌条にします。
圧力のかけ方、圧延回数、圧延時間の調整によって目的の形にします。
鋼板類、条鋼材(断面が円形やH型のもの)、パイプ型などに分かれます。
仕上担当は、表面の鍍金(めっき)処理、曲がり修正、注文の長さへの切断、罅(ひび)割れの点検を行ないます。
圧延機は自動化がすすみ、機械操作が主要な仕事になっています。
工場は大規模で、設備を有効利用するため、4組3交代などで24時間操業になっています。
〔給〕が〔並〕~〔やや高〕です。