Job:電話オペレータ
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電話オペレータ
〔2003年原本〕
電話交換手です。
大きく3つに分けられます。
①NTTなど電話会社などの営業所に勤務し、電話案内サービスや、自動化されていない国際線や市外電話の通話交換を行なう人。
②事務所や官庁、病院などの勤務者、これがいちばん多いです。
企業は官庁の部署(セクション)が多いところでは、外部からの電話を社内の人に正確に、早くひきつぐ仕事です。
担当者への切り替えは自動化されていることが多く、技術的な面で支障をおこすことはほとんどありません。
重要なことは社内(庁内)情報です。
各部局の取り扱っている仕事の内容、担当者の氏名(とくに交代者や新任者)、取り扱っている商品やサービスの担当部局は
どこなのかなどをつかんでおかないと、せっかく取り次いでも担当部でないと逆に時間がかかるだけです。
勤務体制には、特殊なところがあります。病院などは24時間体制で、深夜勤務
がまわってくるところ、早番や遅番になっているところ、1時間担当し1時間休憩になるところなどです。
あいさつ、言葉づかいなどのマナーが強調されていますが、電話をする人は電話オペレータと話したいわけではありませんから、特別のものではありません。
忙しくても乱雑でなく普通にていねいであれば十分です。
声が通るように体調と発声に気をつけることが大事です。
NTTで電話交換取扱者という資格制度が設けられています。
NTT以外では、普通は企業などに入ってから研修を受け、できるようになります。
また、専門学校に養成コースを設けているところもあります。
ほとんどが女性です。視覚障害者の採用に積極的なところもあります。
〔給〕は〔やや低〕から〔並〕。ただし夜勤手当などがあります。