Job:医療情報管理士

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医療情報管理士

〔2003年原本〕
診療科目の多い総合病院などで、各診療科に散らばる患者の医療情報を収集し、集中管理を仕事とする人です。
医療情報には、各診療科の外来の受診、検査の記録、入退院や手術の記録、病歴、投薬などの記録があり、同じ病院のあちらこちらに散らばっています。
それを集め、一定の基準にまとめ、あるいは要約し、必要なときに提供できるように整理・保管します。
これは疾病や診療の統計のデータになり、医学医療を向上させる基礎データにもなります。
医療情報管理士は、一般の医療事務員の一員にとして仕事をすることが多く、
まだ医療情報管理センターとして独立したセクションに属しているところはあまりありません。
日本病院会の通信教育による養成コースがあり、その終了者を医療情報管理士とよんでいます。
しかし実質的にこの仕事に従事している人は、それを上回り、さらにふえる傾向にあります。
〔参考〕日本病院会
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