鳥居伊都賞
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ページ名鳥居伊都賞、、(障害者のニュース)
鳥居賞に森田昭二さん 視覚障害者の福祉・教育・文化の向上に貢献
森田昭二さんの著書「盲人福祉の歴史~近代日本の先覚者たちの思想と源流」
視覚障害者の福祉・教育・文化の向上に貢献している人を表彰する今年の「第35回鳥居賞」に関西学院大学大学院研究員の森田昭二さん(81、全盲)が選ばれた。
また視覚障害者とともに歩んできた家族らを顕彰する鳥居伊都賞には東京大の福島智教授の母、令子さん(84)が決まった。
伝達式と2人の記念講演が9月11日午後2時、京都市北区の京都ライトハウスである。聴講自由、無料。
森田さんは生まれつき弱視。
京都大を卒業後、高校の国語教師をしていたが、視力が落ちたため55歳で退職。
社会福祉の勉強をするため関西学院大大学院に入り、78歳で博士号を取得。研究成果の著書も出した。
福島令子さんは盲ろうの智さんとやりとりするなかで、指点字を考案した。
森田さんは「感激です。本の内容も評価してもらえたのかと思います」と喜んだ。
令子さんは「思いがけないことですが光栄です」と語った。
問い合わせは京ラ(075・462・4400)へ。
〔毎日新聞【三角真理】 2017年9月8日〕