N高等学校
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N高等学校
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自然の美・厳しさ体感 東京・通信高生、小国でマタギ体験
降りしきる雪の中、山の斜面などを散策した生徒たち=小国町小玉川
学校法人角川ドワンゴ学園(東京)が運営する通信制高校「N高等学校」(本校・沖縄県)の生徒6人が、小国町小玉川の長者原集落に滞在してマタギ文化に触れている。
13日には雪原や山の斜面を散策し、自然の美しさや厳しさを体感した。
同校は昨年4月に開校。
全国の計15カ所で自治体などと連携して職業・生活体験を実施しており、その舞台の一つに小国町が選ばれた。
12日から4泊5日の日程で滞在し、ウサギ狩りや小正月の伝統行事「さいず焼き」などを体験する。
13日は、旧小玉川小中校舎で町猟友会小玉川班の舟山堅一班長(75)の講義を受講。
引き続き、かんじきを履き、宿泊している民宿「奥川入」周辺の雪原などを散策した。
生徒たちは勢い良く歩き始めたものの、慣れない雪に埋もれたり倒れたり。
四苦八苦しながらも、奥川入経営者の横山隆蔵さん(53)の先導で前に進んだ。
1年の荒木大河さん(16)=神奈川県厚木市=は「(散策は)すごくつらかった。焦ると、どんどん雪に沈んでしまう。でも上まで行ったときはうれしかった」、
1年沢田圭吾さん(17)=大津市=は「マタギについて知れば知るほど奥が深いなと思う。自分も狩猟免許を取ってみたい」と話した。
〔2017年01月14日 山形新聞〕