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中之島子ども食堂

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ページ名:中之島子ども食堂、和歌山県和歌山市、パンくず(子どもの貧困の周辺ニュース、子ども食堂・フードバンク)
子ども食堂、広まる県内 「誰でも来られる居場所に」 /和歌山県
夕食どきに一人で過ごしている地域の子どもらを集めて食卓を囲む「子ども食堂」の取り組みが県内で広がっている。
地域の中で学校・職場や家庭以外にもう一つの居場所を作ろうと、運営者らが奮闘している。
9月末、和歌山市中之島の和室。午後6時から続々と人が集まり始めた。
「おかえり」「ただいま」と誰からともなく言い合う。
保育園児から大人まで約30人が、畳に座って食卓を囲む。
この日の献立は、マーボー豆腐やみそ汁。食後のデザートに、市内の菓子店がケーキの切れ端を提供した。
頬にごはん粒をつけた3歳の男の子が「おいしい。おかわりちょうだい」と跳びはねていた。
月に1回、放課後の午後6~8時に開かれている「中之島子ども食堂」。
子どもは無料、大人は300円で誰でも参加できる。
アットホームな雰囲気にひかれ、障害の有無や不登校経験、家庭環境に関わらず様々な人が集まる。
シングルマザーの川本恵理さん(37)=同市湊=は、保育所に通う息子2人と6月から来ている。
「育児に追われる日々だけど、ここなら少しの時間自由になれる。子どももお兄ちゃんたちと遊んでもらえるし、毎回楽しみ」と話す。
運営するのは、速読教室を通して子どもたちと関わってきた新家貢さん(54)。
数年前、大阪のレストランで一人客が窓に向かって食事をする光景を見た。
「誰かと一緒に温かいごはんを食べられる居場所が必要だ」。
貧困家庭の子どもらを対象に食事を提供する「子ども食堂」の取り組みを知り、3月に始めた。
フェイスブックで開設を知らせると、「うちの整骨院の2階が空いている」「野菜持って行っていいか」と見知らぬ人が次々と申し出てくれた。
ボランティアも約30人集まり、現在は「中之島」を含め市内2カ所で開設している。
当初は運営費のうち月5千~1万円が新家さんの自腹だったが、今は大人の参加費でほぼまかなえるようになった。
「運営は大変というイメージがあるかもしれないが、場所さえあれば意外と何とかなる」と話す。
関係団体によると、こうした子ども食堂は県内で今年に入って増え、現在少なくとも7カ所ある。
県によると、有田と田辺両市にも開設の動きがあるという。
新家さんは今後、こうした団体と「和歌山子ども食堂ネットワーク」をつくり、新規立ち上げの手伝いをしたいと考えている。
「貧困家庭の子どもだけでなく、お母さん、ひとり暮らし高齢者、転勤族など寂しさを抱えて居場所を求めている人は多い。誰もがいつでも帰ってこられるような『居場所』にしたい」
〔◆平成28(2016)年10月20日 日本経済新聞 電子版〕

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