ふくろうの家
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ページ名:ふくろうの家、北海道函館市、パンくず(自立援助ホームの周辺ニュース、生活困窮者の周辺ニュース)
困窮する子どもに支援を 函館の自立援助NPOが通信 /北海道
函館市で自立援助ホーム「ふくろうの家」を運営するNPO法人「青少年の自立を支える道南の会」が、施設の活動などを紹介する通信「グリーンズ」を発行した。困窮している子どもへの支援を呼びかけ、地域とのつながりを強める取り組みに力を入れている。
自立援助ホームは、児童養護施設などの出身者で原則15~20歳が働きながら自立を目指す。全国自立援助ホーム協議会によると今年1月現在、全国に115カ所、道内に9カ所ある。「ふくろうの家」は道内初の施設として同会が2005年から運営し、今年4月から女性専用(定員6人)となった。スタッフが寝食を共にし、退去後も支援を続けている。8月に初めて発行した「グリーンズ」はA4判の4ページで、施設の概要やイベントを紹介。市役所などで入手でき、年数回の発行を予定している。このほか、家庭や企業から提供された食品を生活が苦しい家庭などに届ける「もったいないねット・プロジェクト」も始めた。これまでも同法人に寄せられた食品を入居者や退去者に提供していたが、対象を拡大し、子どもや女性を支援する団体にも届ける。ホーム長の竹花郁子さんは「相談しやすくなったり、見守りにつなげたりすることができれば」と話す。同会は食品の提供のほか、配送のボランティアや運搬費など経費の寄付も呼びかけている。問い合わせはふくろうの家(0138・54・6844)へ。
〔11月1日・貧困ネット、◆平成28(2016)年10月19日 朝日新聞 北海道朝刊〕