美濃加茂市学習支援教室
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美濃加茂市学習支援教室
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児童の学習 無料支援 貧困対策 美濃加茂で8日から
【岐阜県】ひとり親世帯などの小学生を対象にした無料の「学習支援教室」が四月八日から、美濃加茂市新池町の市総合福祉会館で本格的に始まる。
主催する市社会福祉協議会は参加する児童やスタッフを募集している。
社会問題となっている子どもの貧困対策として、市の委託を受けて実施。
母子家庭や生活保護世帯などの児童二十人ほどを受け入れて月二~四回、金曜日の午後五~八時に開く。
元教員や大学生らがボランティアで勉強を教え、六月からは月一回、低料金で食事を提供する「子ども食堂」も始める。
二~三月に計四回、試験的に開いた教室には、ひとり親世帯の児童六人が参加。
女子大学生らスタッフ七人が宿題を見守り、一緒にカードゲームやおやつも楽しんだ。
小学三年の女児は「お姉さんたちが優しく教えてくれる。家より集中できる」と笑顔を見せた。
同協議会の担当者は「貧困に悩む家庭の子を広く受け入れ、学力向上を支援することで貧困の連鎖を防ぎたい」と話す。
参加する児童は、保護者が会場まで送迎できることが条件。(問)同協議会=0574(28)6111
〔2016年4月10日・貧困ネット、平成28(2016)年3月31日 中日新聞 朝刊中濃総合版〕