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カフェ「ハピネスライフ」

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2016年8月12日 (金) 15:24時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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カフェ「ハピネスライフ」

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元ホームレス 再出発カフェ 大阪・生野 「社会的弱者の居場所に」
全国最多のホームレスを抱える大阪で、居場所作りの活動を続ける元ホームレスたちがいる。

カフェを開き5月で1年が過ぎた。
厚生労働省の調査ではホームレスは減少したとされるが、ネットカフェなどを転々とする「隠れホームレス」と呼ばれる人も多く、こうした生活困窮者の数を把握できていないとの指摘もある。
元ホームレスたちは「ホームレスや引きこもりなど社会にとけ込めない人たちの受け皿になりたい」と話し、今後は職の提供も目指す。
親不孝悔やみ
大阪市生野区のカフェ「ハピネスライフ」。
昨年5月に同区の別の場所で開店し、今月、より広い場所に移った。
経営しているのがネットカフェでの寝泊まりやホームレスの経験がある井手満男さん(40)と中村智也さん(38)だ。
大阪出身の井手さんは中学卒業後、タイル工などをして働き、20歳の頃に上京。
風俗店の呼び込みなどをしていたが、3年前、一人暮らしの母親が末期がんとわかり、実家に戻った。
だが仕事がなく、母親の面倒をみるのは難しい。
「心配をかけられない」と再び家を出て、ホームレスの自立支援雑誌「ビッグイシュー」の販売員に。稼ぎは月約10万円。
毎夜、ネットカフェへ向かい、ホームレス状態になった。約1年後、母親が亡くなったと知った。すでに死後1か月ほどが過ぎていた。
「親不孝だった」と悔やみ、母親への恩返しの意味も込め、何かできることはないのかと考えついたのが、社会的弱者が安心感を持つことができるカフェだった。
その夢を「ビッグイシュー」の事務所にボランティアとして出入りしていた中村さんに語った。
中村さんは約1年間の路上生活を送ったりパニック障害になったりした経験があり、「僕たちだからこそできるはず」と意気投合。知人の紹介で格安の物件を借り、昨年5月にカフェを開いた。
昨年秋から厨房(ちゅうぼう)を任されているのは、元々は客の男性(69)。
約50年の料理人歴を持つが、職を失って1年ほど路上生活を送った頃にカフェを知り、再出発の機会を得た。
口コミで広がる
店の存在は口コミで広がり、店内では井手さんが「笑い声を絶やさない」よう積極的に話し掛ける。
週2~3回訪れる近くの主婦松田章子さん(38)は気分障害を抱えるが、「ここに来ると気持ちが軽くなる」と言う。
客の中には引きこもり状態から脱し、店のバザーの手伝いに来てくれるようになった人もいる。
売り上げは月20万円ほどだが、今後は弁当の宅配も始め、安定した収益の確保とともに、ホームレスや精神的な病に悩む人に仕事を提供できるようにしたいという。
資金はインターネット上で寄付を募るクラウドファンディングを検討。店の2階にはシェルター(一時避難所)も設ける計画だ。
井手さんは「挫折してもまた頑張ればいい。その支援をすることで、私たちも一緒に成長していきたい」と話している。
午前8時~午後10時(不定休)。
コーヒー150円、カレー300円、5種類ある定食各500円など。問い合わせは井手さん(090・2062・7122)。
〈ホームレス〉
2002年に制定されたホームレス自立支援法では「公園や河川敷、道路、駅舎などで生活する人」とされる。
〔2016年6月8日・貧困ネット、平成28(2016)年5月30日 読売新聞 大阪夕刊〕 

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