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引きこもりを型分けする試み
〔2010年10月24日〕 「ヒキペディア雑談会」開きます 聞いた話ですが、引きこもりを型分けするというか、パターン分けを試みてはどうかという意見が雑談のなかで出たようです。私はこれを聞いた時、優劣を問題にせず、血液型性格分類や誕生月星座占いのようなパターン化がいいと思いました。 少し時間を置いて考え、整理するとこうなります。 (1)引きこもりには不便なことはあるが、否定的なことに扱わない。 (2)たのしく語りあうコミュニケーションツールにする。 (3)自分の生活様式、考え方、人との関係などを大まかに理解する手がかりがある。 (4)原則として病名や診断名などの確定的な表現はしない。 ほかにもあるかもしれませんが差し当たりこれらを基準にして4~6の分類を試みようと思います。 さて、とはいえこういう作業は言うに易く、行ない難いものです。 そこで考えた方法がありますので、ご協力をお願いいたします。上の4点ほどには明確に意識していたわけではありませんが、ほぼ近い感覚でやってきたものがあります。「引きこもり生活事典=ヒキペディア」です。これを使います。 (1)「ヒキペディア」を話す雑談会を開きます。火・水・金曜日の各自の休み時間(午後の時間帯)に不定期に個別的にします(3人以上もあり)。ただし月1回は正式に「ヒキペディア雑談会」を開きます。 最初は10月27日(水)。時間は未定とします。正式なものは後日、発表します。 (2)雑談会の中で出された、これという言葉、エピソード(実例)を所定の紙に書き溜めます(言葉カードとします)。雑談会以外にも個人的に思いついたものを言葉カードに書いて提出するのも認めます。言葉カードには発案者の(3文字以内の)ネームをつけ、その人の得点とします。得点には「ノーベル賞」(学術的雰囲気があるもの)、「オスカー賞」(表現上すぐれているもの)、「説教部屋行き賞」(とにかくかなり優れた卓抜・奇抜な表現)、そのほかの思いつくものに分けます。それらは「引きこもり生活事典=ヒキペディア」ページに掲載することもあります。 (3)この雑談会を重ね、言葉カードを集める中で、引きこもりのパターン分けを考えていきます。実際にまとめる段階でのことばの表現、パターンの分類のしかたは松田の責任で行ないます。協力者は言葉カードによる得点によりそれなりの評価を受け、もし本などの形で収入があれば、この得点により分配を受けます。