Center:休みがちで定時制を言い出した
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
2012年4月29日 (日) 22:14時点におけるWikifutoko-sysop (トーク | 投稿記録)による版
休みがちで定時制を言い出した
〔質問〕
4月に私立の全日制高校に入学したが休みがちです。
理由を聞いても「何もない」と答えますが、最近は定時制高校に行きたいというようになりました。
どうすればいいのでしょうか。
東京都内のあるお母さんより。
〔お答え〕「回答者=NPO法人不登校情報センター・松田武己」
(1)たぶん学校の雰囲気、同級生との波長が合わないと感じているのですが、
子どもにはそれを上手く表現して説明するのが難しいのでしょう。
これといって取り上げるほどの理由ではない。
しかし学校に行くたびに感じることなので、ささいのこととして無視はできません。
(2)子どもが本心からそれを話したとき(子どもは話しながらなぜだろうと自問自答するのです)、
ちゃんと聞いてくれる人が欲しいものです。
親友とか信頼感がもてる人です。
(3)都合よくそのような人がいないことが多いでしょうが、
親が「何を言っても大丈夫」オーラで聞くことができればいいのです。
親がオロオロしたり、親の思いを強くしていくと子どもは本心を話せません。
親が試されるところです。
(4)定時制高校は、通学圏内の定時制高校に一緒に行き、教頭先生と話してください。
欠員があれば、入学できる可能性はあります。
しかし、通学が続くかどうかは心配な面もあります。
(1)~(3)の対応は定時制高校に入っても有効になるはずです。
私立高校から公立の定時制高校への転校の仕組みは定時制高校で聞くといいでしょう。
〔2010年5月〕
*