Center:当事者の情報センターの利用を
当事者の情報センターの利用を
〔2009年11月9日〕
10月28日付の記事の続きです。「不登校情報センターが取り組む社会参加の2つの道」をまとめ、当日参加した人に送るというものです。
文書の印刷と送付を11月6日に行いました。
その文書に「引きこもり等の当事者のみなさんへ」という呼びかけ文をつけました。
人とつながっていく場を確保しなくては孤立する、孤独は自分を追いつめるという思いを強くしたからです。
情報センターを当事者同士がつながる場になるように各自で図ってほしいという主旨です。全文を載せます。
「(1)10月18日の「引きこもりからの社会参加」における講演「不登校情報センターの2つの取り組み」の文章化が出来ましたのでお送りいたします。
文章は早く出来ていたのですが予期せぬことが起こり、印刷と発送が遅くなりました。
(2)来春には、第4回創造展を開く予定ですが、それ以外にも日常的に関わり合える場をつくる必要性を感じています。
いま決まっていること、望むことを並べます。
a.新小岩親の会を毎月第2日曜日に開いています(午後1時から情報センター)。
いつもわずかですが当事者も参加しています。
当事者の参加が多くなれば、親たちとは別に話し合ってもいいと思っていますので可能な人は参加してください。
もちろん家族の方も歓迎いたします。
b.ビデオ上映会を第2・第4土曜日にしています。情報センター2Fの相談室。
これまでの集まりは少ないのですが、上映可能な作品は100本以上あるそうなので、参加人数に関わりなく行います。
フリースペースとして成立することを期待しています。
c.このほかメンバーでこれはと思う取り組みを出来るだけ繰り返してください。
たとえば食事会(時々していますが月1回以上)、囲碁・将棋・トランプ・麻雀などはどうですか?
博物館・美術館めぐりはどうですか? 自主的に(勝手に)やり始めてください。
毎週のように何かがある(イベントというほどのものではなく)ようにしたいです。
d.松田が意識的に実現しようと思っているのは、パソコンの勉強会・交流会です。
PCにデジカメを載せる、個人のブログをつくる…などですが、目論見としてはある人に中心になっていただきたいと考えているところです。
e.いまは会員制にしていますが、非会員の人の参加を歓迎します。
そのために会員制とは別に参加費制(200~300円程度の企画する人が決めるもの)というのも考えています。
また月・木曜日は松田不在で休日扱いにしていますが、複数の人で利用するときはセンターを開放します。
大いに利用してください。
10月18日以降の20日たらずの間に強く感じてきたことです。
(2009年11月6日 NPO法人不登校情報センター理事長 松田武己)。
*来られない人には家族の相談のあと自宅を訪問もしています」