居場所ネットワーク「きたもとBASE」
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ページ名 居場所ネットワーク「きたもとBASE」 埼玉県北本市(子どもの居場所・埼玉県)
ここにいるよ。まってるよ。
家でも学校でもない こどもの居場所をつくる人たちへ会いに行く。
北本市では、地域の皆さんが「家でも学校でもないこどもの居場所」として、こども食堂やフードパントリーなど、多様な居場所づくりを行っている。
「こどもたちの選択肢になりたい」「こどもと親を助けたい」という想いのもと、活動する人たちへ会いに行った。
《こども食堂》
こどもが1人でも行ける無料または低額の食堂。
孤食の解消や食育、地域交流の場などの役割を果たすとされる。
《フードパントリー》
様々な理由で食品や日用品の入手が困難な人に対して、物資を身近な地域で無料で配付する活動(場所)。
《きたもとBASE「子どもの居場所等まっぷ」》
北本市内のこどもの居場所ネットワーク「きたもとBASE」を構成するこどもの居場所16か所を紹介
◇みんなのだがしや ビーム
〔こどもがやりたいことを一緒に楽しむ駄菓子屋さん。〕
「居場所と思うかはこどもが決めること。ここはこどもの選択肢の一つになれれば良いんです」
『みんなのだがしや ビーム』は、大学生がつくるこどもの居場所だ。
大宮和奏さんが、こどもたち一人ひとりに「何したい?」と声をかけ、長谷川凛(りん)さんと牧野ひなたさんは店番やポップづくりを担い、太田珠羅(じゅら)さんは活動の様子を撮影する。
凛さんは、「わかなっちのインスタを見て楽しそうだったので、私も参加させてもらってます。
小さい子と関わる経験がほとんどなかったんですけど、こどもたちが積極的に話しかけてくれて、一緒に『蛇じゃんけん』や『グリコ』で遊んだのがすごく楽しかったですね」と話してくれた。
ビームでは、お金を持っていなくても駄菓子が買える仕組みを始めた。
お手伝いをすると「1ビーム」がもらえ、「3ビーム」で100円分の買い物ができる。
自己紹介を書く「プロフ帳」や「だがしやノート」もあり、駄菓子を買っても買わなくても、そこで過ごすことができる。
和奏さんは言う。「こどもには必ずここで何がしたいか聞いています。
お祭りやりたいって言われれば一緒にやりたいし、何もしなくても良い。
『ビーム』には建物の骨組みである『梁(はり)』という意味がありますが、この梁に、来てくれたみんと一緒に肉付けしていって、この場所を作っていきたいですね」
日時:10月末までの毎週金曜日13:00ごろ~18:00ごろ
場所:北本団地「中庭」(栄7-1-26-102)
〔広報きたもと 令和6年10月号〕