不登校情報センター・親の会
不登校情報センターに直接関係する親の会は次の2つ(引きこもり系の「新小岩親の会」と不登校系の「セシオネット親の会」)です。
またメール送信対象の親グループ「OYA・OYAネット」も紹介いたします。
*全国各地の親の会は「親の会ネットワーク」のページ を参照してください。
目次 |
大人の引きこもりを考える教室
〔2012年4月25日〕
毎月第2日曜日の午後1時から3時まで。
はじめに松田武己が講義要綱に基づきレクチャー。
その後、質疑を行いますが、できるだけ意見交流の形にします。
3時の終了の後、親の方を対象に個別の相談時間。
(1)参加してほしい対象者、何を学ぶかの視点
引きこもりの親=家庭での親子関係の改善、親としてできることを探す。
引きこもりの意味を肯定的に見る視点がわかる。
当事者(経験者)=自分の体験してきた意味を考える。体験を業績にする。
相談員(支援者になろうという人)・カウンセラーなど=実際の体験者・家族の体験を聞く、体験の中にある要素を把握していく視点を学ぶ、指導ではなく信頼を得ること。
(2)年間テーマを予定し、まず3回をお知らせします。
第1回(5月13日)は親子・家族関係です。
父と子、母と子の関係、家族の中の子どもの成長、子どもから大人への成長の過程など主に“大人以前”を話します。
第2回(6月10日)は人間関係です。
友人の発見、内向的な気質、自我意識、いじめの影響など「大人の引きこもり」状態の人が持つ、心的な内面状態を話します。
第3回(7月8日)は、引きこもりからの対人関係づくり。
人とのつながるとき何が生まれるのか、居場所での修行・葛藤、作業・ゲームなどの仲介の役割などを話します。
(3)質疑と交流
テーマは違うように見えても相互につながります。
質疑や意見交流ではその日のテーマにとらわれず話しあいます。
訪問(アウトリーチ)、年齢差の大きい人や一般社会人との関係づくり、同世代復帰の重要性、仕事探しの経験、趣味を生かし趣味を収入にすること、仕事について直面すること、個人差と特異性を生かすこと…など多様です。
家族との関係は切っても切れません。
家族は延々と子どもの引きこもり状態に付き合います。気分転換、一人暮らしの勧め、親同士や支援者との関係を通して子どもの何を見つけるのかを学ぶ…そういうことを経験や実例を紹介しながら話し、学びます。
(4)参加費と申込み
参加費は1回500円、当事者は無料です。
当事者はなるべく会員になってほしいところですが参加条件ではありません。
参加申込みは、メール(open@futoko.co.jp)、FAX(03-3654-0979)などにより
お願いします。
OYA・OYAネット
〔2011年10月設定〕
正式名称は「ひきこもり社会支援・親ネット」ですが、通称を「OYA・OYAネット」とします。
このたびNPO法人不登校情報センターの中に、
不登校や引きこもりなどで円滑的な社会参加ができない人の親御様を対象に、ひきこもり社会支援・親ネット「OYA・OYAネット」を開設しました。
登録は無料です。メンバーに登録された親御様には、情報およびメッセージを配信していきます。
不定期に集まることも企画していきますが、基本的には広くつながるネットワークで情報の共有ができればと考えております。
※メンバー希望の方は、携帯メールなどから下記のアドレスに、“「OYA・OYAネット」登録申し込み”という件名で、下記の4点を書いて送信をお願いいたします。
〔送信先メールアドレス〕tokanet1998-lucky-chance☆docomo.ne.jp
(アドレスの☆は@に変換して送信してください。)
件名 : 「OYA・OYAネット」登録申し込み
- 携帯(PC)メールアドレス :
- ハンドルネーム :
- お子様の性別 :
- お子様の生年月日 : 昭和・平成 年 月 日
(ハンドルネーム=自分で考えたペンネームかニックネームのようなもの)
新小岩親の会
〔2012年4月23日〕
*2012年4月定例会をもって終了いたしました。
*2012年5月からは「大人の引きこもりを考える教室」を始めます。
親の会の取り組みを形を変えて継続します。
趣旨と目的
引きこもり・不登校の子どもを持つ家族が交流し、学び合う場として新小岩親の会を設立します。
新小岩親の会は、NPO法人不登校情報センターの定款第5条 (6)
『不登校・引きこもり等の子どもを持つ家族が互いに交流・学習するのを支援する事業』
として、実施するものです。
会員
引きこもり、不登校等の子どもをもつ親で構成されます。
新小岩親の会は会員制です。
原則として毎月1回以上の交流の場(定例会)を開きます。
定例会
参加する親の話を中心に具体的な対応方法の意見交換します。
講演会、当事者や親の体験発表などを含めることが出来ます。
他の団体、グループ等と共同して催し物を行なうことも出来ます。
定例会では、互いの交流のほかに会の運営などについても意見を交換することも出来ます。
定例会等の会合には、親の会会員以外の人、引きこもりや不登校経験のある当事者も参加で出来ます。
◎次回は4月8日(第2日曜日)午後1時~4時。
ここ数か月の取り組みの状況を話します。
参加者から話される個人の状態を具体的に考えます。
入会・退会、会費と参加費
入会は、所定の申込書によります。
入会金は、3000円です。
会費はNPO法人不登校情報センターの会費(年間6000円)のほか、定例会に参加のつど500円の参加費が必要です。
会員以外の参加者の定例会参加費は1500円です。
会員外の当事者の参加費は、500円です。会員当事者の参加費は、無料です。
退会は自由です。退会の申し込みを提出すれば退会になります。
会費を12か月以上納めていないときは退会とみなされます。
会則以外の事項
定例会は、原則として毎月第2日曜日の午後1時から4時、不登校情報センターを会場にして開きます。
*最近の定例会の参加者は10名程度であり、当事者も1~3名加わります。
NPO法人会員には月刊の会報『ひきコミ』を渡します。
NPO法人会員の相談・カウンセリング料金は 一回3000円 とします (会員外5000円)。
NPO法人会員は『仕事起こし、仕事さがし』事業(NPO法人定款(5))において、会員家族が関われる場合は、優先的な対応になります。
新小岩親の会の略歴
2001年5月13日 講演&相談会『引きこもりから社会参加へ』を第一高等学院新小岩校旧校舎で開催。
参加した親で交流会を行い、このときを起点に毎月1回親の交流会が開かれるようになる。
2001年11月18日 毎月定例交流会を引きこもり等親の会『いいな会』として正式に設立。
2003年3月8日 親の会・当事者の会と共同で旭爪あかね講演会『引きこもり、そして自立』を開く。(日本教育会館)
2003年10月12日 親の会・訪問サポートトカネットと協同でシンポジウム『不登校・引きこもり問題を考える』を開催。
2004年3月14日 トカネット親の会と合流して『新小岩親の会』となる。
2005年6月12日 不登校情報センターのNPO法人設立総会を開く。
新小岩親の会はNPO法人の事業として、会員はNPO法人会員で構成されることになる。
2005年11月23日 NPO法人認証記念講演会『引きこもりから社会参加・仕事起こし』
2006年5月14日 親の会として体験者の『引きこもりからどう抜け出したのか』の体験発表会を開く。
2012年4月8日 新小岩親の会を終了しました。
松田武己(まつだ たけみ)プロフィール
ペンネーム:五十田猛 1945年8月5日、島根県出身(生まれは朝鮮慶尚北道大邱)。
*島根県立大田高等学校卒業、大阪市立大学経済学部2部入学(中退)。
1964年、医療機関に事務職として勤務(15年)。
1979年 教育系出版社で編集業務(16年)。
1983年 月刊雑誌『子ども教育』編集長。
1992年 不登校のネットワーク誌『こみゆんと』創刊。
1995年 不登校情報センターを設立。
2000年 文通誌『ひきコミ』の発行を開始。
2001年 不登校・引きこもりの親の会(後に「いいな会」と名づける)が始まる。
2002年 引きこもり経験者による「あゆみ仕事企画」を設ける。
2004年 ネットを使う情報提供を「あゆみ仕事企画」の作業に取り入れる。
2007年 自身がアスペルガー気質であると“発見”。
主な編著書『不登校・中退者のためのスクールガイド』『登校拒否とカウンセリングルーム』『引きこもりと暮らす』『引きこもりー当事者と家族の出口』
現在NPO法人不登校情報センター理事長として引きこもりや不登校の相談、講演、執筆活動、同センターで引きこもりの人のための仕事起こし、などをしている。
好きな食べ物 さばの塩焼。
好きな色 オレンジ。
苦手な物 早口ことば。
好きな言葉 職業に貴賎なし、ただ心豊かな者と心貧しき者がいるのみ。
一言コメント 大きなお世話にならないように気をつけているつもりが、小さなお世話も苦手になった?
セシオネット親の会
主に十代の不登校・中退生の親の会です。
毎月第3土曜日午後2時からに定例会を開いています。
会場は新宿・高田馬場の「親と子の相談室・空」。
月刊の会報『セシオネット親の会NewsLetter』を配布しています(2011年5月・50号発行)。
[[1]]
不登校情報センター > 協力団体 > 「出会いの機会」杉並実行委員会ページの「セシオネット親の会」の項にて紹介します。