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Job:セラピスト・カウンセラー

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セラピスト・カウンセラー

〔2003年原本〕
セラピストは、正式にはサイコセラピスト、日本語では精神療法者です。カウンセラーは心の悩み相談員、心理療法士、心理相談員(心理カウンセラー)です。両者には明確に違う部分もありますが、事実上同じ部分もあり、必ずしも境界ははっきりしていません。
セラピストの多くは、大学病院や心身障害者施設で働いています。いっしょに作業をしたり、話あったりして、通常の社会生活がおくれるようにするアシスタント役です。作業療法士が兼務したり、ケースワーカーや医療ソーシャルワーカーが兼務していることもあります。
自閉症の子どもにたいする接し方は、むしろ障害児教育の関わり方に近いようです。母親とだけの結びつきが強く、ほかの人にはいっさい心を開かない自閉症児に対して、遊びや踊りなどで関わっていきます。子どもの目の動きで、ほんのわずかな反抗(反応の一つ)を示すまでに1年ぐらいかかることもあります。根気のいる仕事です。
セラピストに対して心を開くことが、母親以外の第三者に心を開くきっかけになるのです。ある日、子どもが叫びながらぶつかってくるなどの意外な形での回復のきざしを表わします。
サイコセラピスト、クリニカル(診療)サイコセラピストは、国家資格制度はなく、ボランティアでやっている人も少なくありません。多数が女性です。
カウンセラーの仕事の対象は主に健常者、または半健常者の相談になります。個人の生活上の悩み、対人関係の悩み、人格上の悩みの実情を聞きながら解決策や、ときによっては治療法方を考えます。相談者の話をきくこと自体が心のやすらぎとなるものです。
文部科学省認可の(財)日本臨床心理士資格認定協会が実施する臨床心理士の資格があります。受験資格は、大学卒業以上で一定年数の心理臨床経験者です。 学校で子どものこころの問題やいじめの相談に対応するスクールカウンセラーが制度として発足しています。
大学や高校などのガイダンスワーカー(進路指導相談員)、テスター(心理検査員)、受刑者の矯正関係の相談員、教育相談員という人の多くもカウンセラーに入ります。 企業においては産業カウンセラーがいます。オフィス、工場、寮などで従業員の悩みの相談に応じます。“出社拒否”やそこまではいかない心理的な問題(対人関係やストレス)の相談に応じ、社会生活や仕事に復帰するのを助けます。
産業カウンセラーのばあいは独立開業し、企業と契約して仕事をする形が多いようです。これは相談者の精神的負担を柔らげる効果も果たします。産業カウンセラーは、カウンセリングの仕事とともに、それぞれの企業の“体質”にも通じていなければなりません。

〔参考〕(財)日本臨床心理士資格認定協会
〒113‐0033東京都文京区本郷2‐40‐14 
山崎ビル402 
TEL03‐3817‐0020

〔参考〕(社)日本産業カウンセラー協会
〒105‐0012東京都港区芝大門1‐1‐35 
大門佐野ビル3F 
TEL03‐3438‐4568
http://www.counselor.or.jp/

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