Job:按摩師・指圧師・マッサージ師
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按摩師・指圧師・マッサージ師
〔2003年原本〕
手・指などの血行をよくし、こりをほぐす療法の施術者です。按摩とマッサージの考え方はもともと異なるものです。しかし今日では按摩師とマッサージ師はほとんど区別できないものになっています。
東洋医学の問診、脈診、視診、触診によって診断し、按摩、マッサージは治療点(線)を程度に応じて施術します。指圧は、患部を指で圧して痛みをやわらげたり、回復させたりします。
就業先は医療機関で医師の指示のもとで働く人と独立開業者に分かれます。
按摩師・マッサージ師・指圧師になるにはあんまマッサージ師指圧師国家試験に合格しなくてはなりません。視覚障害者の試験は点字で行なわれます。
東洋医学の専門学校などに養成コース(大学入学資格者3年以上)があります。視覚障害者のための養成施設(高校入学資格者3年以上)もあります。有資格者には、針灸師の資格も同時にもつ人もかなりいます。視覚障害者には政府や自治体の保護制度が徐徐に導入されつつあります。女性の比率はかなり高いものです。
独立開業者はある程度の経験を必要とし、治療費は自由診療で患者1人1回の治療費は2~3千円です。一部の自治体で治療費の一部を補助する制度ができています。
〔参考〕(財)東洋療法研修試験財団
http://www.pmet.or.jp/ahaki/
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