北海道月形高等学校
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ページ名 北海道月形高等学校 北海道月形町(定時制高校・北海道)
令和3年度から月形高校は地域連携特例校となります(1)
◆月形高校の歴史
月形高校は1948年、空知農業高校月形分校定時制課程農業科として開校し、
その後、月形高校として独立、浦臼分校の設置、北海道立移管など、さまざまな変遷を経て現在に至っています。
この間約7200人の卒業生を輩出し、70年余の歴史と伝統を刻んできました。
そして、卒業生の多くは町民の皆さまであり、青春時代の思い出とともに母校が心の支えとなっています。
◆生徒数の変遷
近年の人口減少、少子高齢化は深刻な状況にあり、道内の中学校卒業者数は1988年の9万2222人をピークに、2020年の春には4万2496人と約30年間で半減。
2025年にはさらに4千人以上減ることが予想されています。
また、公立高校の数も、1999年度の269校から2020年度には225校と44校の減少となっています。
本町においても月形中学校を卒業する生徒は、近年10人から15人程度で推移し、そのうち月形高校への入学生は半数程度の状況が続いており、
町外からを含めた2019年度の入学生は19人、2020年度は15人と年々減少しています。
◆地域連携特例校とは
[地域連携特例校]
1学年に1学級と小規模な学校であっても、近隣の高校などと連携し、出張授業や遠隔授業などによる教育環境の充実を図るほか、学校と地域が連携して学校の魅力化や特色づくりを進める北海道独自の制度
月形高校の存続は本町の地域活性化のためにも重要な課題です。
1997年に「月形町高校教育振興協議会」を設置し、通学費助成事業をはじめさまざまな支援策を講じ、生徒募集活動を強化してまいりました。
しかし、残念ながら月形高校への入学者の減少が進んでいる状況です。
北海道教育委員会が示す「これからの高校づくりに関する指針」では、高校配置の基本的な考え方について、
第1学年が1学級の高校のうち、地理的状況などから再編が困難で、かつ地元からの進学率が高い高校は、地域連携特例校として存続を図ることとされています。
このようなことから、2021年度から月形高校を「地域連携特例校」とし、再編整備を留保することが北海道教育委員会の公立高等学校配置計画で決定され、新たな体制で学校の存続を目指すこととなりました。
〔広報花の里つきがた 令和3年1月号〕